日々のこと

今回のCOVID-19の騒動で考えたこと

認定ロルファー™️の利香です。
サイトリニューアル中につき、あちこちお見苦しいところがあります。少しずつ修正して参りますので、気長に見守っていただけましたら幸いです。

さて、あちこちの自治体が緊急事態宣言を解除し、都心も自粛していたお店が再開し始めて街に人の姿が戻ってきました。とはいえ、これは政治的な判断だろうなと感じます。ウィルスは政治的判断には無頓着ですから…引き続き警戒を怠らないようにしようと考えています。

今回のCOVID-19の騒動で考えたこと

社会は多くの人たちの活動で回っている

 普段、経済活動が回っているときは経済を回している主体である人の存在をすっからかんに忘れていたのだと、気がつきました。
例えば荷物が指定した時間帯に届くのは当たり前。スーパーにゆけば商品が並んでいるのは当たり前。だけどそれは物流を担う人たちが、出勤して働いてくれていればこそです。食品を加工したり、流通にのせたりする人たちや会社があるから、都会で何も生産せずとも呑気に暮らせていたのです。
 経済が回らないというのは、体で言えば循環器が活動を停止するようなことです。だからこそ、休業補償や持続化給付金といった救済策が必要なのです。誰が得をするしないといったレベルの問題ではありません。

ボディワークの限界と挑戦

対面での仕事ができない=大打撃

 実際にクライアントの身体に触れることで変化や癒しが起こる。それを導くのが私たちボディワーカーの仕事です。実際に身体に触れたり、閉ざされた空間で施術したりすることが大前提なので、多くの同業者が今回は苦境に立たされています。食料品や日用品の買い出し以外は不要不急と見なされてしまうと、身体のケアやメインテナンスは、余程のっぴきならない治療を除いて、真っ先に切り捨てられてしまう用事になってしまいます。

オンライン化ならではのメリットもある

 オンラインでできるセルフケア動画やセルフケア講座などを開く人たちもいて、非常に有意義だなと感じました。オンラインでクライアントと繋がると、普段セッションルームへ足を運べない人たち(介護や育児、脚にチャレンジがある、遠いところに住んでいるなど)も参加してくれたりするのが嬉しいという声も聞きます。それは大きなメリットです。
 知人のボディワーカーが次々とセルフケア動画をアップするのを見て、「おおお…すごい!」とその都度感激していました。

わたしの場合

 緊急事態宣言以降、ロルフィングのセッションを大幅に縮小しました。幸いなことにわたしにはパソコンを駆使してIT系の仕事をするスキルがあるため、そちらに軸足を移して凌いでおります。
 これも始まりはひょんなきっかけでした。昨年末、わたしの顧客の事業が一気に膨らみ法人設立の運びとなったのですが、あまりに急に事業が拡大したせいで、事務局の整備が追いつかないという事態に。わたしの仕事は、最初は海外マーケティングツールを使ってのランディングページ作成や少々特殊な調査などだったのですが、今ではSNSでの発信内容のクオリティをチェックし、マーケティングステップを管理し、営業担当と連携して顧客のフォローをしたり事務局を整備したりといった後半な仕事を任されるようになりました。4月5月は、寝ている時以外は常にオンラインで働いている状態でした。わたしがいちばんリモートワークの恩恵を蒙っているかも…という気にすらなりました。

ボディワークの必要性

リモートワークで増えたストレス

 しかしリモートワークはいいことばかりではなく、むしろ身体にはストレスがかかるものです。これは多くの人が同意してくれると思いますが、そもそも椅子に長時間座りっぱなしとか、タイピングしっぱなしというのは、腰痛・肩こり・目の疲れ・頭痛・むくみなどの不愉快な症状をどんどんひきおこします。
 ジムも公園も閉鎖されている。マスクをつけたまま走るのは熱中症を起こすから危険という状況の中で暮らしていると、やはり運動不足になりますし、不調も増えます。ボディワークの必要性をわたし自身がしみじみ感じている状況です。

 サイトをリニューアルしながら、わたしがロルフィングで届けられる価値とはなんだろう?と考えています。日常生活が楽しくおくれる身体になること。ストレスに強い身体づくり。その辺りがキーワードになりそうです。

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