わたしのこと

「英語なんてできなくても行けばなんとかなる」は、甘い。

認定ロルファー™の利香です。

アメリカでの楽しみのひとつ、大きなオーブンで焼くマフィン

わたしが2015年から2016年にかけて単身渡米して、Dr. Ida Rolf Instituteでロルフィングの勉強をしていたときの体験を書いています。

こちらの記事もご覧ください。
「ボディワーカーに英語は必須か」
「留学経験のないわたしが出発までにやったこと」
「専門学校生としてアメリカへ留学する」

「専門学校生としてアメリカへ留学する」を読んだ先輩ロルファーの方が、「私の頃とはずいぶん違うね」とおっしゃられたのですが、様々な理由で(法律改正等)毎年少しずつ Dr. Ida Rolf Instituteから求められる条件やビザ申請は状況が変わります。参考程度になさってくださいね〜!

 

座学といえど一方的な講義ではない

米国でロルファーになるためのトレーニングは、現在は、基本としてPhase 1からPhase 3までの3つのクラスから成り立っています。

Phase 1は生理学、解剖学の座学を中心にタッチの基本を学びます。
Phase 2でロルフィングの基礎:10シリーズを学びます。
Phase 3ではクライアントを2名担当して10シリーズを実施してゆきます。

Phase 1は座学中心とはいえど、一方的に講義を聴くスタイルではありません。質疑応答も活発で意見を求められる場面も多々あります。また、生徒同士でグループを作って、意見や体験をシェアする時間も頻繁にあります。

 

行けばなんとかなる、というのは甘い

積極的な発言はクラスへの貢献という側面があります。また、お勧めのYouTube動画や書籍を生徒やインストラクターが毎日のように教えてくれますし、テキストに書いてあること以外での学びがたくさんあります。

Phase1とPhase 2では、クラスの期間中に2回の講師とのインタビュー(面談)があり、学習の進み具合や理解度を評価されます。

Phase 2の最後ではクラスメートやインストラクターたちの前で行う、プレゼンテーションもあるし、(グループでもひとりでも可。わたしは”Can Rolfing help Parkinson disease?/ロルフィングはパーキンソン病に役立つか?”をひとりで発表しました。)
Phase 3では、自分は自分の担当クライアントのどこをどう評価したか、どんな方針で今日の施術をおこなってゆくのかを、みんなの前で発表するプレゼンテーションが毎日あります。

「英語なんてできなくても、行けばなんとかなる」というのは、2、3年以上の長い滞在期間を想定している場合だけ。
わたしのように短期滞在の場合には「英語なんてできなくても」はまずありえません。誰かの力を借りることをためらわないでください。

『カラースケッチ解剖学』は表が日本語、裏が英語になっていて便利

 

コミュニケーションがすべて

Phase 2では生徒同士でペアを組んで10シリーズを交換し合います。
自分のタッチが相手にどのような感覚や反応をひきおこしているのかを知るためにもフィードバックが重要になるので、相手の言葉を聴いて理解するだけでなくこちらもできる限り豊富なフィードバックを返すことが求められます。

異国で、高い授業料を払っての授業参加となるので、自分が学ぶことばかりに注意が向きがちになりますが、クラスメートにとっても大切な学びの機会です。そのことを忘れてクレクレ星人になっていると、いくら寛容なクラスメートでもうんざりさせてしまいます。互いのコミュニケーションの深さが授業を意義深いものにしてくれますので、ここはとにかく頑張りどころです。

Phase 3では地元の一般の人がクライアントとしてやってきてくれます。
いわば、共通理解がない人たちが担当クライアントになりますので、緊張します。

大きな部屋で10組ほどが施術中という特殊な環境ですので、クライアントも緊張しています。

ここでも大事なのは会話と意思疎通です。話すことと触れることでクライアントに対する理解を深めたり、クライアントには施術の意図を理解してもらったりします。
クライアントとの間にラポール(信頼関係)が構築できているかどうかも、インストラクターからの評価の対象になります。

 

トラブル対応は自分で

Phase 3でわたしが受け持ったクライアントふたりのうちひとりは、セッション3を受けたあとに家族の重病が発覚し、リタイア。

日本人的発想だと「学校がなんとかしてくれる」と期待しちゃうんですけども、今回は運悪く学校もお手上げで「誰か知り合いに心当たりない?」とわたしが訊かれる有様です。

結局、フェイスブックで繋がっていたPhase 1や 2で一緒だったクラスメートで
ボルダーに滞在している人たちに連絡して、(授業がないときは地元に戻るのが普通)ひとりのクラスメートに協力してもらえることになりました。

その他にも、日常的にトラブルはよくあることでした。バスの回数券自販機からお金が戻ってこないとか、レストランで頼んだのとは違うものがでてきたとか、あれこれあります。そこで自分の希望や意見が言えないのは「わたしの権利は主張しません」ということになってしまいます。

だから、ブロークンであろうとなまりがひどかろうと文法的におかしかろうと、臆せずに英語で話せる・話す意思を見せるのは重要です。

英語圏に飛び出そうと考えている方は現地で深い学びと気づきが得られるように、英語の基礎力を養う勉強をしていってください。

「不安はあったけど行けばなんとかなった」と最後に言えるように。

 

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