日々のこと

その「やりたくない」はどこまで本気?

巷ではよく「ない」ではなく「ある」に着目しましょうと言われます。
「わたしにはこれがない」「あれがない」と嘆くより、「わたしにはこれがある」を見てそこを伸ばしましょうという話だったり、今あるものでどれだけのことが出来るのかを考えるほうが建設的ですよ〜という話だったりします。

実際、「ない」に注目し始めるとそればかり脳は探すようになりますし、「ある」ものが視界にはいらなくなるのです。

絵筆

 

これは、自分の能力や才能などのリソースに限らず、選択肢でも同じです。

例えば、大人になってからの習い事や新しい学習は、やると決めて・実行するだけなんですけれど、変化を嫌う癖が出てウダウダウダウダ悩んでしまいます。

「●●をやりたいんだけど時間がない」
「定時上がりができないから通えない」
「ついてゆけるかどうかわからない」
「続けられるか、自信がない」



「ほんまにやる気あるんかいな??」って感じがします。こういう思考は、やらなくて済む理由を探しているだけ。現状維持がいいと思っている状態です。

ほんとうに情熱的な意欲と意思があるなら、人は必ず方策を見つけるものです。それが出てこないのは、「やりたくない」がまさっているから。

もちろん、やりたくないことを無理にやる必要はありません。

でも、その「やりたくない」は、単純に変化を嫌っている・恐れているだけの場合があります。自信のなさや周囲からどう見られるかを気にする気持ち、家のことがきちんとできなくなることへの申し訳なさ、家族を説得したり協力してもらうための手間などから「やりたくない」が湧いているのであれば、「ある」をみるように視点を切り替えて見てはどうでしょうか。

思い込みや惰性から、目の前にやってきたチャンスを見送るかどうか。それも私たちは選べます。新しい自分になりたい、未知の体験をしてみたいのであれば、その扉を開けられるのは自分だけ。わたしも2月末から加圧トレーニング、3月からは絵画塾に通っていますが、それもやると決めて飛び込んだからこそ得られた体験です。
やると決めて実行する勇気を持った大人でありたいものです。

 

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