わたしのこと

メンタルと睡眠の関係

冬の朝は、暖かいお布団や毛布にいつまでもくるまっていたいですね。
特に真冬のこの時期は、朝、火の気のない台所に立つと寒さのあまり「ひいい!」となります。せめて寝覚めだけでもシャキッと起きたいもんです。

私は元来寝つきも寝覚めも良い方で、夜中に目がさめるようなことはほとんどなかったのですが、ロルフィングのトレーニングを受け始めたら、午前3時〜4時の間にポカッと目が自然にさめるようになりました。これは不思議なことにクラスメートのほとんどが体験していて、しかも起きる時間も似たり寄ったり。なんなのかね〜なんて言いあって首をひねっていました。最初は時差ぼけやトレーニング中の緊張などが影響しているのかと考えていました。しかし時差ぼけ解消後も、トレーニングが終わって日本に落ち着いてからも、なんと未だに続いています。

中途覚醒だけでなく睡眠の質の劣化は実感していて、不満に感じていました。睡眠の質を改善すると言われていることはあれこれ試してみてもどれも決定打にはなりませんでした。もしかしたら自分の感覚と実際は違うのかもしれないと思っていたところ、知人から睡眠管理アプリを試してみたらどうかと勧められました。
睡眠をスマホのアプリで管理される…なにそのディストピア!と思ったのは事実です。

ところがやってみると意外にこれが興味深いんですよね。

こちらは自分でも「あーなんか寝た気がしないなぁ」と感じた朝の前夜の記録。
Sleep Meisterキャプチャー画像

寝付くまでに34分29秒かかっていて、中途覚醒1回。そのため「覚醒時間=布団に入っているのに寝ていない時間」が40分もある。グラフをみると青い部分が多くあまり深い睡眠がとれていないのがわかります。

こちらは「ぐっすり眠れたわ〜!」と清々しい朝を迎えた日の前夜の記録。
Sleep Meister キャプチャー画像

寝付くまで4分29秒。中途覚醒なし。上のグラフをみてもわかるように深い睡眠が夜中じゅう続いています。だから睡眠効率は98%と高く、本人の体感としても「すっきり!」なのです。

ということは自分の実感は合っている、ということがわかりました。よく眠れなかった夜は私は緊張と不安、そして気分が高ぶっているのを強く感じていました。遠足前夜の小学生みたいなもんですね。その後、ドキドキのイベントを終えた翌日の夜はぐっすり眠れたというのが如実にわかるデータになっています。 他の夜のデータをみても、メンタルと睡眠の質が実に密接に関わっているのが見えてきました。「眠れぬ夜を過ごす」とか「何度も寝返りをうつ」、「枕を高くして眠れない」等昔から言いますが、自分の睡眠でそういうことが見えてくると「へえええ〜」と妙に納得します。

で、いまだに睡眠の質は改善できていないんですけども…(汗
それはおいおい、データをとりながら何が最も効果的な対策なのかを模索しようと思います。

私が入れたのは「Sleep Meister」というiPhone向けのアプリです。(Android携帯用はありません)寝言の記録もしてくれますが、これは感音センサーを使う仕組なので、寝ている場所によっては寝言やいびきのみならず、機械の動作音でも動いて記録をとってくれちゃいます。エアコンの動作音ばっかりひろってしまうので、ドキドキしながら耳をすますのがアホらしくなり、私はこの機能を使うのをやめました。
イビキや歯軋りなどが気になる方は試してみる価値はありますよ!

他にも健康管理アプリはあれこれあるようですね。自分に合ったアプリをいれてみて、心身が今どういう状態にあるのかを、データという形で目にする時間を毎日数分持つのもいいかと思います。