わたしのこと

肩肘張って生きる

認定ロルファー™の利香です。

この2年間、移動と引越しに
明け暮れた日々でした。

土星が射手座にいた2年と3ヶ月の間で
退職し、最愛の猫を亡くし、
家を、パートナーを失くし、
様々な別れを体験してきました。

今日の今日まで、
「わたしから望んだ離婚だから
 わたしには悲しむ資格はない」
「わたしが望んだことだから
 しんどいとか言ったらいけない」と
思っていましたが、

どんな形であれ

喪失は悲しいものだし
しんどいものはしんどいです。

 

実質2日でパッキングして
引越さねばならなかった時、
慌ただしさと緊張とで
感慨に耽る時間などなく

悲しみや惜別といった感情を
根こそぎごっそりと自分から
ひっこぬいて、
事務的に新しい生活の準備や
起業準備を進めることで
心の均衡を保っていました。

東京に戻ってきてからも
「負けない」
「ひとりの足で立つ」
こればかりがわたしを駆り立ててきました。

喜ぶことを自分に許すようになるのは
比較的早くできるようになったものの、

悲しむことを許せるようになるまでは
1年半以上の時間がかかったわけです。

 

2017年の振り返りをしていて
この1年で50人近い方と新たに出会い、
便宜をはかっていただいたり、
お世話になったり、
喜びや楽しい時間を共有したり
してきたことに気づきました。

自分の足で立つとか自立とか
そんなことばを振り回して
肩肘を張っていたのが
恥ずかしくなりました。

「たくさんの方に支えられて今がある」と
よく巷でききますが
それってこういうことか!と
気がついた次第です。

諸々、ありがとうございます。

 

ひとりで頑張らなくちゃいけないと
思っている人は、たぶん、
頑張らなくちゃいけないシチュエーションしか
視界に入っていないのですよね。
それすら、本当はひとりで頑張らなくても
なんとかなることなのに、

「なんとかなる」わけないでしょ!
アタシが「なんとかしてる」のよ!

と、考えてしまうんですよね。

実際には何人もの人が
日々支えてくれたり、
あたたかい言葉をかけてくれたり、
気にかけてくれたりしているのに
視界に入らないだけで。

 

弱くてもいいし、悲しんでもいいし、
できないことをできないと言ってもいい。

 

もうじき土星が山羊座へと出て行きます。
射手座の人にとっては
長い試練が終わります。

おめでとう。

この2年ちょっとで経験したことをふまえ
出した結論を提げて、
なにかを・誰かと共に・形にすることが
これから大切になってきますね。

 

今日はこんな感じです。