ココロとカラダ

繊細であることと生きづらさを切り離す

認定ロルファー™️の利香です。

昨日の記事で募集した、発達支援コーチングの無料モニターですが、おかげさまで定員の枠に達しました。ひとまずメールフォームは閉じておきますね。
発達支援コーチングの勉強は続けますので、その時々でまたモニターを募集する予定です。ご興味のある方は、次回以降、どうぞよろしくお願いします。

生きづらさや不器用さは胎児〜赤ちゃん時代の「原始反射」が残っているからかもしれません認定ロルファー™️の利香です。 昨年自分が体験してみてからずっと気になっていた、発達支援コーチング。 5...

 

FacebookではHSP(ハイパー・センシティブ・パーソン)の方々から「発達支援コーチングがHSPにも有効なんですか?!」という驚きの声が寄せられました。

HSPは、モロー反射が強く残っている可能性があるとわたしは考えています。

HSPの人たちが悩むのは、人間関係のストレスや気の遣いすぎによる疲れといったものから、五感への刺激に対する過剰な反応です。
そのせいで
・服や食べもの、アクセサリーなどの選択肢が限られる
・音や光だけで疲れる
・いける場所、滞在できる時間の限界があって行動が制限される
・疲れやすく、イベントの後には寝込んでしまったりする
という好ましくないことが起こります。

繊細であることと生きづらさは必ずしも直結しません。
繊細な感性でもメンタルが安定している人もいます。音や光、臭いの細かい差に気がついたとしても、不快にまではならない人もいます。

鍵になるのは、反応の程度と方向性です。HSPは反応の程度が大きく(過敏)、方向は「不快」「脅威」「嫌悪」を向いています。

残っている原始反射を統合することにより、反応の程度を小さくし、方向性のベクトルも弱いものにできるのでは?と推察できるのです。(これはわたし自身の体験からそう考えているというだけで、一般社団法人ここ・からだの公式見解ではありません)

原始反射は、成長に不可欠な仕組みです。
発達の過程において原始反射は発動します。赤ちゃんは思考で考えて行動を選ぶのではありません。反射によっておっぱいが飲めたり、首を起こしたり、ずり這いからハイハイへと成長したりしています。反射を繰り返すことで人は発達し、成長に伴ってこの反射は徐々に弱まり見えなくなってゆきます(統合)。

何らかの理由で反射が強く残ってしまった場合でも、大人になってからでも統合は可能です。
思考や感受性の度合いを勉強やトレーニングによって変えるのは至難の技ですが、原始反射を統合するという身体からのアプローチは、即効性もあってかなり有効だとわたしは感じています。何といっても全力で遊ぶだけというのもいいですよね。

ロルフィングにこの原始反射の統合という観点を取り入れてセッションができるのはずなので、ただいま新しいコースを考えております!