ココロとカラダ

身体をやわらかくするには 気をつけたいポイントは3つ

認定ロルファー™️の利香です。

身体がかたいのは悪いことで、身体が柔らかいのはいいことだと思っていませんか?身体が柔らかい方が、怪我をしづらいのではないか・健康そう・気持ちよさそうに感じますよね。そんなイメージだけで180度開脚とかに憧れていませんか?

以前このブログでも書いたように、関節には安定性:しっかり支える役目も大事です。平均的な範囲を越えてまで関節をやわらかくする=可動域を広げるのは、怪我のリスクも負うことになります。詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

体は柔らかければいいってものではない認定ロルファー™の利香です。 ロルフィング®のセッション時、または私がロルファーであるとわかると、「体がかた...

 

解消したほうがいい、身体のかたさ

加齢や運動不足からの関節のかたさ

とはいえ、解消したほうがいいかたさもあります。ひとつは加齢や運動不足による関節のかたさ=可動域の低下です。これは毎日のストレッチや軽い運動で改善します。
家から最寄り駅まで徒歩10分程度しか歩かず、オフィスでもほとんどを座りっぱなしで過ごし、買い物はネット通販がメイン。日常的な運動習慣はないという生活をしていて「身体がかたい」と言われても、そらそうなりますわ〜としか言えません。

身体の使い方がちぐはぐなことによるかたさ

もうひとつは、個々の関節の可動域は正常だけど、いくつかの関節を連動/協働させること:コーディネーションがうまくできていない場合です。不要な力をいれていたり、連動させて動かすべきところを動かしていなかったりといったケースです。
例えば、股関節に痛みがある場合、股関節を曲げない状態で靴下を履こうとしたり、ズボンを穿こうとしたりします。

コーディネーションがうまくできなくなるきっかけは、ひどく痛い思いを体験したことだったりします。「こんな姿勢をしたら痛くなる」「また怪我をする」という恐怖心から、動作がギクシャクしてしまうんですね。

スムーズなコーディネーションを再び学びたい場合は、プロの指導を受けるのがいちばんの近道です。コーディネーションの不全は自分では気づきにくく、また、改善しづらいのです。いくら「ここをこうして!」とトレーナーに言われてもフォームをちっとも理解できないし正しくやれないという体験をしたことがある人は、特に自力で気づくのは難しいでしょう。

体の個性を知って危険なセルフケアは避ける

本や雑誌を片手に正しいストレッチ、正しい身体の使い方が学べるのであれば、誰も苦労しません。セルフケアの必要性を感じたその次に気をつけることは、「安全なセルフケアの仕方」「自分の身体の個性と癖」を学ぶことです。

健康になりたいと思ってやったことが、怪我のもとになったのでは悲しすぎます。ストレッチをする場合には、自分の身体の個性をよく知ってからにしましょう。物心ついた時から特定の関節だけかたい場合は、先天的な骨格の問題があるかもしれません。解剖学の知識のあるトレーナーやインストラクターを探して、真っ当な指導を受けるのがいちばん安全です。ロルフィングもそのお手伝いができますので、ご興味ありましたら体験セッションをうけてみて下さい。

 

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