セッションご感想

ロルフィングで自分の体に対する理解が深まった

認定ロルファー™️の利香です。

6月で10シリーズセッションを卒業された方が、アンケートにご協力くださいました。許可をいただいたので、こちらでもご紹介いたします。

Sさんは乳幼児とそのお母さん向けの体操教室で指導されるインストラクターです。ご自身も小学生のお子さんたちを抱えるお母さんでもあります。仕事・家事・育児・学校行事等で忙しい中、コツコツと通ってくださいました。

(※画像はクリックで拡大できます。でも読んで欲しいから文字起こししました!)

 

Q.  10シリーズを受ける前に感じていた痛み、不具合などはなんでしたか?
 A.  足首のつまり、股関節・膝関節などのアンバランス

Q.  10シリーズ終了後、それはどうなりましたか?
 A. 足首のつまりはとても軽減。アンバランスも小さくなった。

Q.  10シリーズを受けてよかったことを教えてください。
 A. 具体的な不調、気になる点改善の他、自分のボディイメージ(特に骨や筋の輪郭)がクリアになった。自分の重心の位置、力みのないニュートラルな状態が掴みやすくなった。

Q.  ロルフィングを勧めるとしたら、どんな人に勧めてみたいですか?
 A. 自分の身体に対する理解を深めたい人。

 

SさんはいわゆるO脚で、若い頃からそれをなんとかしたいと立ち方など工夫されてきたそうです。O脚は膝から下の骨だけでなく、膝より上、股関節・骨盤・脊椎のカーブにも影響が及びます。いちばん顕著だったのは両脚の外側と右太ももの前側の張りでした。身体にフィットするボトムスを履くと、右腿だけがパンと張っていて、前方へと張り出しているのがよくわかります。セッションを重ねるにつれて、それは緩んでゆき、セッション5後には落ち着きました。

また、足首のつまり感は、なんとも言い難いものだったろうと思います。痛いわけでも異常があるわけでもないけれど、気になる不快感として生活の質を下げていたそうです。
触れてみると、足首の関節を作っている骨:距骨(きょこつ)の位置は普通でしたが、前脛骨筋と長趾伸筋、長母趾伸筋の協働がうまくいっていない感じでした。(この三つの筋肉は、足首を背屈=つま先を上に向けて持ち上げる動作に関わります。)
ロルフィングは、うまいこと働けなくなっている筋肉を見つけて正しく動けるようにします。Sさんは解剖学的な知識はあれど、自分の脚の筋肉の動き方を内側から実感するのが難しく、セッション中も苦労されていました。が、統合セッション時に、これら三つの筋肉に触れながら好きに足首を動かしてもらうことで、イメージをしっかり掴まれたようでした。「あ。これか」と実感してからあとは、足首がしなやかに動くようになり、歩き方が自然なスイングを取り戻すのは早かったです。

あんなこともあった、こんなこともあったとあれこれ書きたいのですけど、冗長になっちゃいますのでこの辺にしておきます…!

「体なんて勝手に動く」と思っていますよね。でも、人の体って意外にそうでもないんですよ…!厳しい躾(しつけ)を受けた人は、だらけた姿勢をとっても心からリラックスするのは難しいように、体そのものに異常がなくても、頭で思い描いたイメージや思い込み、感情、文化的な約束事に左右されてることが多々あるんです。

そういうものを玉ねぎの皮を剥くように、ゆっくりゆっくり解き放ってゆくのが10シリーズの醍醐味です。 

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