ロルフィング

脊椎の可能性

認定ロルファー™️の利香です。


昨日は日本ロルフィング協会主催のワークショップに参加しました。ロルファー29名が一堂に会するワークショップ。面白すぎて写真撮影をすっかり忘れてしまいました。

大先輩の平田継夫さんと扇谷孝太郎さんが講師となって、おふたりの叡智を分けていただきました。そしてわたしはといえば、背骨めっちゃ楽しいな!と興奮しておりました。

わたしのクライアントさんは、わたしが話すわたしだけが楽しい背骨のマニア話を聴かされるという迷惑をしばしば被っているわけですが、昨日のワークショップで、伝え方のアイディアが出てきた気がします!
 
クライアントさんにも面白い〜!と体で実感してもらってなんぼですよね。ああだこうだ口頭で話されるより、体感してなんぼです。

ちなみに、画像はわたしには背骨に見えるアート作品です。
頭部が棘突起で左右の膝が横突起。この人たちが目をひらいた時、どうなるかな…と考えるとドキドキしちゃいます。ムーブメントに使えそうなアイディアも閃いちゃいました。いやぁ、絶対に楽しい!

さて、脊椎。
 
四つん這いから直立二足歩行を選んだ時点から、ヒトの背骨は「5kgの重さの頭を先端につけ、かつ、前側に内臓をぶら下げて、上へと伸びて前後上下左右のバランスをとりつつ衝撃を吸収したり伝えたりしながら動く」という、かなりの無理難題を押し付けられたわけですけども、今まで、これをわたしは背骨だけの適応力で「うわーえらいことやらされてるわーどないなってんねん」って見ていたんですよね。
 
アホでした。
 
脊椎の可能性は、とりわけ肋骨と隔膜との関連性のなかで見るべきものでした。
 
 
全体の中におくとか、全体の文脈の中で観るとか、観念としてはわかっていても、「うわ背骨オモロイな!」と思った瞬間から背骨背骨背骨って背骨だけにぎゅっとフォーカスしておりました。

浅はかでした。
 
とりあえずこのアイディアが消えないうちに自分で人体実験してみます。
わたしの奇妙な実験を試してみたい方は、セッション時にどうぞ遠慮なく仰ってくださいね!
 

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※10/1以降、セッション料金とメニューを改めます。10シリーズ+1(全10回分の料金を一括または2回分割でお支払いただくとメインテナンスセッションが1回無料となるプラン)のお申込み受付は9/30までです。