認定ロルファー™の利香です。
側弯の傾向があると
小学校の健康診断で指摘され
その後しばらく整形外科に通ったことがあります。
１９８０年代初頭の
東京ののどかな住宅街にある整形外科では
やれることも限られていたのでしょう。
首を牽引されたり、
ベッドに横になって
足の方から牽引されたりした記憶があります。
それで改善されたかどうかは
はなはだ疑問ですが
まぁ大丈夫でしょうという
整形外科医のゆる〜い判断で
「治療」から解放されました。
ー側弯症は８割は原因不明
側弯症は主に女児に発症しやすく
側弯症の８割が原因不明ともいいます。
「女の子なのに背骨がゆがんでいるなんて」と
非常に気になさる親御さんも多く
（性別は関係ないですけどね！
背骨がゆがんでいるのは
性別を問わずしんどいです）
「ひどくならないように姿勢良くしなさい」と
なんども言ったり、
「ほらまた姿勢がゆがんでる！」と
厳しく目を光らせることもあるようです。
ー心身に与える影響
側弯症になると背中が痛むだけでなく、
・疲れやすく、疲れがとれにくい
・首や腰が痛くなる
・肩がこる、張る
・便秘などの腸の不調がある
という症状がでてきます。
結果として、集中力や根気が続かなくなり
そんな自分に落ち込んで
性格から明るさが消えてしまうこともあります。
そういう時に叱咤激励されても
しんどいですよね。
体の症状は
体だけの症状で終わるのではなく
心にも影響を与えます。
側湾症が現れる時期はちょうど
思春期にさしかかる時期でもありますね。
家族としても接し方に悩むかとは思いますが、
どうか大らかに接してあげてください。
ーわたしの経験から
わたしが側弯気味だった名残は
いまも胸椎の３番と４番に残っているそうです。
「そうです」というのは
自分の目でみたり手で押したりして
判断できないからです（笑）
それと、これは”神の手”を自称する、
日本人カイロプラクターひとりが指摘しただけなのです。
わたしが会ったロルファーは全員が（日本人・アメリカ人とも）
「フンフン・・・こんなの側弯とは言わないよ」と
さらっと流す程度です。
「あっ そうなの？」と
拍子抜けして笑ってしまいましたけど、
４０歳を過ぎていても
ずっと気になるほどには
わたしも気に病んでいた時期があったのでしょうね。
側弯症の症状を緩和するセルフケアなども
お伝えしておりますので、
お子さんやご自身の側弯症が気になる方は
いちどご相談ください。
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