ロルフィング

運動嫌いが運動を続けるには?

認定ロルファー™の利香です。

この仕事に就いてからしみじみ思うのは、健康な身体は大事だということです。働ける身体・快適に動ける身体であることは、寿命が延びた今、とりわけ重要ですよね。

10シリーズを受けるクライアントさんたちを3年にわたって拝見してきて、ひとつの傾向に気がつきました。それは、セッションの効果を持続し・さらに健やかな身体にするのは、日常的な運動習慣だということ。

わたしのお客様は運動があまり得意ではない方が多いのですが、10シリーズ完了後、運動したくなったという感想をくださいます。でも、これまで運動習慣がないので、「何をしたら続くだろう?」と考え込んでしまわれるようです。
わたし自身、運動オンチなうえに運動嫌いでしたが、なぜか加圧トレーニングは順調に続けています。そして運動嫌いが運動を続けるにはコツがあると気がつきました。

運動を始めること・続けることに必要な要素は3つ

1.身体を動かした後は快適だと認める

快適だと感じられると、続ける意欲が出てきます。
過去に部活やスポーツの場で嫌な思いをしたことがある人は、ちょっと意地になっていることがあります。運動後のいやなことばかりに目を向けていませんか?汗をかいて気持ち悪い、筋肉痛や、息の苦しさ、ちゃんとできない恥ずかしさ等々。
それはそうかもしれないけれど、身体を動かした後には、肩こりや腰痛も一瞬消えていませんか?運動した日の夜は熟睡できているのでは?汗をたくさんかけるのは新陳代謝の証だし、筋肉痛はちゃんと使えたという証拠です。意地を張らず、運動した後の快適さも感じてください。

 

2.期限を設けてみる

期限付きの目標を定めてトレーニング計画を立てると、とりあえずはその目標のことだけ考えて頑張り続けられます。「9月開催のチャリティー市民マラソン大会に出る」といったことでもいいですし、「3ヶ月はこのヨガ教室に通ってみる」というような感じです。
三日坊主なんですよね〜!と言う人は「最低でも1ヶ月は続ける」ぐらいの低いハードル設定でいいと思います。1ヶ月続けたら、もう1ヶ月…と伸ばせばいいだけですし、それで始めた運動が「なんか性にあわない」と感じたら別なものにしてみるのもいいでしょう。生真面目な性格の人ほど、気負いすぎないのがポイントです。

 

3.下心は大事

はい、これ、本当に大事です。
たとえば「健康」という漠然とした目標だと達成できているんだかどうかわからないなとなります。が、「スマートになって9号サイズの服が着られるようになって、おしゃれを楽しみたい!」とか「筋肉をつけてぽっこりお腹とお別れしたい!」とか、同世代の中でも若くいたいとか、健康もいいけど美容も大事だわとか、そういう具体的な下心はすごく大事です。これがモチベーションですから。
「わたしなんてどうせダメ」と自分で自分に見切りをつけるのは、とてもかなしいことですよね。特に女性は「わたしだって」という気持ちを持ってください。

 

ロルフィングの10回のセッション完了後も、身体の変化は続きます。運動習慣がある場合は、何歳であってもいい方向への変化はじわじわ右肩上がりになります。
セッションをうけるのは受動的な変化、運動は能動的な変化を身体にもたらします。このふたつがくみあわさってこそ、健やかに発達し続ける身体でいられます。

 

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2019年4月からセッション料金を値上げ予定です。3月中に10シリーズを受け始められた方は、10シリーズ終了まで従来の料金で受けていただけます。検討中の方はお申し込みを済ませてくださいね!