日々のこと

不機嫌な人

12月も3週目に突入しました。

年末年始が今年はちょうど週末にかかるので、それほど長期間の休みにはならなさそうですが、それでも、諸々の締め日と作業が前倒しになってきて気忙しくお過ごしの方も多いと思います。

 

そういう時は職場の中でもテンションが常に一定の人や、機嫌のいい人に仕事がまわされますね。

不機嫌な人にはお仕事はまわってゆかない。

だって面倒ですから。

頼むのも億劫だし、頼んでからもピリピリしてなにかと面倒臭い。

 

不機嫌を隠さない人、むしろ不機嫌であることを言動で周囲にアピールしてくる人は、それによって状況をコントロールしようとしています。不機嫌をアピールすれば、周囲の人たちが自分のいいように動いてくれると思っているんですよね。

それはたちのわるい甘え以外の何物でもないのですが、その自覚がなく、ひどいときは「俺は今、機嫌が悪いんだ!」と叫んだりします。

こういう人には道理を説いても通じないので、顔色をそれとなくうかがってあたらずさわらず…という対処法を周囲の人が身につけ適当に流していると、「不機嫌をアピールしたらうまくいった。これでいいんだ」と思って更に態度がエスカレートしてゆきます。

 一番いいのは相手の不機嫌が収まるまで距離を置いて放置する事です。が、仕事や家族として関わっているとそういうわけにもゆかないように感じられるのが、つらいところですよね。実父がこういう人なので、不機嫌をふりかざす人が身近に権力者として存在していることの閉塞感はよく理解できます。

 不機嫌な人がいると、その場の気まずさとか動揺、苦痛から逃れたくてつい相手の意を迎えるようなことをしがちです。が、その問題=その人が不機嫌であること を放置して一番困るのは誰なのか。別に誰も困らないんですよね。だから放置でよし。

そういう相手を理解しようとしなくてもいいし、動揺して顔色を伺おうとしてしまった自分を恥ずかしく思う必要すらありません。それをすると、相手との感情面での関係を強化してしまいかねないので、とにかく流す。放っておく。

 

自分の心の自律性を確保すること。

 

他人の機嫌に左右されない、自分だけの感情生活を送ること。

 

心をスッキリした状態で保つために、欠かせない事だと思います。

 

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