ココロとカラダ

心はなんと言っているのか

認定ロルファー™の利香です。

Photo by Catal Mac

大学院時代に私立高校で非常勤講師をしたり、塾の講師をしたりした経験を通じ
私はずいぶん長い間
「論理的に考える力があると(矛盾に気がつきやすいので)騙されにくくなる・
飾りたてる言葉に惑わされず本質を見抜きやすくなる」と考えていました。

これは物事の一側面でしかないということを、最近よく感じます。

 

論理的に考える力、意見を論理だてて述べるスキルは重要ですが
理屈にこだわる人はこれを過剰に評価していないか?と感じます。

論理的であることを重視すると
理屈で考えて「正しい」ことだけが正しいんだ!という思考のワナにはまります。

 

理屈で考えて「正しい」からというだけで選んだことは
大抵、苦しい結果につながってゆきます。

たとえば、上司や同業者にすごいと感じられる人がいた場合、
「あの人の主張はしごくまっとうだ」
「あの人は仕事に熱心な人だ」
「あの人はこの業界で成功している人だ」
という要素だけをとりだして、私たちは
「だから私もあの人の言うことはきくべきだ」と考えがちですが
心はなんといっているか。

そこが実はいちばん大切です。

直感はどうなのか。どう感じているのか。

理屈よりも、論理的に考えてどうこうよりも、直感に従うことが
どのような結果になっても納得がゆくし、最終的に幸せになれます。

なぜなら、人は理屈でできていないから。

気持ちの上での納得や心の満足は結果の良し悪しと同じぐらい、時にはそれよりも重要なんです。

なんかちょっとこの人苦手だな…
なんとなく気乗りしないな〜
という程度のものでも十分な理由になるのです。

 

「なんか」や「なんとなく」を伴って表現しがちなのは直感力が低いから。
今はまだ微かな感覚を、もっと的確にとらえるために何ができるか。
私の目下の関心事です。

 

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