日々のこと

表面を磨きたいだけですか?それとも本質にとりくみたいですか?

認定ロルファー™の利香です。

前回のブログ、「「させていただく」は何故失礼なのか」に、フェイスブック経由でたくさんの反響をいただきました。
やっぱり気になっている人は多かったのですね。

ことばを何故重視するかといえば、わたしたちはことばを用いて思考するからです。名前のないものを認識できないのと同じように、ことばが与えられていない想念はふわふわと頼りなく流れてゆくだけです。

が、ことばにこだわる人がはまりやすい陥穽もあります。

それが、考えすぎという罠です。

わたしもよく「考えるのをやめなさい」というアドバイスをいただきましたが、こういうタイプの人間に考えるのをやめろというのは「息をするな」と同じぐらいの無理難題です。
「考えるのをやめろ」と言うだけなら簡単です。そう言われた側からすると「考えるのをやめろ」と言い放つことにはなんら意義も見出せないし、言われて止められるぐらいなら、膨張する思考に苦しむこともないわけです。ほんとうに問うべきは、なにをどう考えることにパワーと時間を振り向けたらより幸せになれるのか?ということです。

それをわたしに教えてくれたのは、今のところ最上サナ枝さんだけです。

 

数々のヒーリング、セラピー、カウンセリング等が世にはあります。
幸せになりたい、よりよくなりたい、成長したい、健やかになりたいということは、これらすべてに共通している大きな目標です。
その目標は素晴らしいですし、人にはそれぞれ、その時のタイミングや抱える悩みの種類によって最適なメソッドというものがあると思います。

癒されたい、よりよく生きられるようになりたい、成長したいという想いから、わたしもいくつものセラピー等を受けてきました。それなりに得るものはもちろんありましたし、後悔はしていません。
が、最上さんの「アット・ゾーン」という潜在意識の書き換えメソッドの、実践コースに参加して思うのは、それまでやってきたことは、自分の表面をピカピカに磨く効果しか感じられないものが多かったな…ということです。

喩えて言うなら、ワックスがけのようなもの。

わたしが欲していたのは、エンジンを積み替えることだったので、表面をいくら磨いてもそれは”車”の性能にはなんら関係がなかったのです。

アット・ゾーンはオーバーホールのようなもの。

 

自分を自分たらしめている(と、信じている)アイデンティティのうち、最も本質的な事柄に手入れしてゆくようなワークです。

オーバーホールという意味では、わたしのやっているロルフィング®とも通じるものがあります。ロルフィングって何?という方はこちら:「ロルフィング®とは」をどうぞ。

ロルフィングとは・アイキャッチ画像
ロルフィング®とは ロルフィング®(正式名称はロルフィング・ストラクチュラル・インテグレーション)は、アイダ・ロルフ博士(1896-1979)(1916...

 

断っておきたいのは、わたしは、表面を磨きたい人や、そういうワークに価値がないと言っているわけではありません。体の悩みに西洋医学よりエネルギーワークが効く人もいるように、人それぞれ求めるものや適している手法は異なっていて当然です。また、タイミングも重要です。準備の整っていない人がいきなり深いワークを受けたところで、効果をしっかりと受け取れるとも限りません。

本質的なことにしか興味がない人。
ほんとうのラスボスは自分の外にいるのではなく、自分だと知っている人。
もうそろそろ根本的な問題解決に取り組みたい人。

そんな人にはオーバーホール的ワークが適しています。

意識へのアプローチと併せて、身体からのアプローチも使うとより変化が加速します。

 

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