認定ロルファー™の利香です。
今日は、セッション後に戻りが少ない体でいるにはどうしたらいいか?について書いてみたいと思います。
結論から言ってしまうと、体の感覚と向き合う習慣をつくる。
これに尽きます。
体の感覚と向き合う習慣をつくっておくと、
・姿勢が崩れたときに気がつく
・不要な力を使っていることに気がつく
これらができるようになります。
軌道修正までの時間が短くなれば、体の変化は安定的に継続してゆきます。
体に向き合うとは、体の変化を定着させる時間を持つことです。
年齢に関係なく、目の前のことに一生懸命になりすぎて忙しく暮らしている人は、古いパターンへ体が戻るのが早いようです。
ヒトの脳は、危険を回避しリスクを最小限に抑えるために変化そのものを嫌うようにできています。古いパターン=安心・安全と脳が判断して、そっちへ戻ろうとするんですね。これは誰が悪いわけでもありません。そういうふうにできているんです。
だから、私たちは気をつけてその感覚を修正してゆく必要があります。
体の感覚に向き合うやり方は、その人によって得意分野が異なりますが
理想的なのは瞑想のような ”静” と
エクササイズやストレッチのような ”動” の組み合わせ
なのではないかな、と感じます。
いきなり「瞑想」とか言われてもハードル高い!という方が身構えずにできるものとしては、しめつけない楽な服装でゆったりと横になって、目を閉じて自分の呼吸に集中したり、呼吸につれて動くところと動かないところを感じてみたりすることです。
本格的にやりたい方は、瞑想のやり方を説明した動画がYouTubeにいくつもありますので、お好みの音楽・ナレーションのものを探してみてもいいかと思います。
ヨガ教室でも瞑想のクラスを設けているところもありますね。
エクササイズやストレッチという書き方をしましたが、就寝前と起床後のストレッチは激しくおすすめです!
夜寝ているときに顎や首に力がはいって噛み締めてしまう癖のある方は、腹部を伸ばしたり、肘〜手首を伸ばしたりすると効果があるかと思います。
また、運動される方は、今まではできなかった動きを試みたり、どこをどんな風に使っているのかを感じてみたりするのもいいかと思います。
「時間がない」というのは言い訳であることが多くて(耳が痛い…)
こういうことに時間を充てることの優先順位が低いだけなんですよね。
理想的なのは静と動の組み合わせを続けることですが、両方が無理な日もあるでしょう。それでも両方やらないよりは片方だけでもやったほうがいいです。
2日ぐらい間が空いてしまっても、グレてやらなくなるよりは、気を取り直して再開するほうが絶対にいいです。
運動の習慣がない方は、毎日必ずやる行動に組み込んでしまうのがおすすめです。
歯磨きや調理、目が覚めた直後や就寝前に、今、手にどんなふうに力を込めて歯ブラシを握っているか、野菜を抑えている方の手の肩は脱力できているか、脚はどちらに体重を載せているか、それは楽なのか、しんどいのか等々
体のあちこちの感覚に気づくことから始めてみてもいいと思います。
セッションの効果を長続きさせるには、体の感覚と向き合うこと。
あなたの体にもっと伸び代をあたえてくださいね。
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