日々のこと

ボディワーカーの視点から認知症を見る

認定ロルファー™の利香です。

 

30歳離れている父は昨年11月から認知症の症状が目立つようになり、最近はますます現実離れした世界の住人になってきました。
人生の黄昏時を迎えているんだなぁ…と思うと、複雑な気持ちになります。

私のブログをご覧になっている方のどれほどがボディワーカーなのかは存じませんが、今日はボディワーカーの視点からみる家族の認知症について書いてみようと思います。

 

ー初期症状に気づくには

父は前頭側頭型認知症とアルツハイマーとを併発しているという診断です。その前提でお読みください。

単なる老化現象と認知症の初期症状とをどこまで峻別できるのかは不明です。
父の場合も、下記のような症状がだんだんひどくなっていったときにも、家族は「歳をとって我慢がきかなくなったのだろう」と都合よく解釈していました。

・いきなり激昂する
・同じ話を何度伝えても綺麗さっぱり忘れる
・単純なキュー(指示)でも、その通りに体を動かすのに時間がかかる

もとから短気で激昂しやすい・興味のないことはまったく記憶しない人だったので、「度を超しているのでは?」という疑問を持つ家族は、兄嫁と私だけでした。

どうもおかしいなとボディワーカーとして気づいたのは、父がロルフィングのセッションを受けている最中に、単純なキューにも2拍ぐらい置いてからでないと体が動かせなくなっていることがきっかけでした。

運動神経はいい人だったので、レスポンスが遅いのは腑に落ちず、また、10シリーズを終えたのに姿勢の戻りが早すぎると感じていました。

体には変わる準備ができているのに思考と気づきの定着が伴わないので、古いパターンにすぐにもどるのです。

ー体の変化

認知症の進行スピードは個人差がありますが、進むにつれて身体能力にも影響がでてきます。
手指や足指といった末端の動きがコントロールしづらくなるのは知っていましたが、次に大きな筋肉の使い方も忘れるのだと先日気がつきました。

気がつきやすいのは歩様の変化です。歩くスピード、歩幅、歩く様子が変わります。どこの筋肉を主に使って歩くかも変わってきます。
「腰が痛い」といってやってきた父の脚をさわってみたところ、これまでにない大腿直筋の張りと、大腿二頭筋の停止部の圧痛がありました。太ももの前側を使って脚を持ち上げているのかもしれません。

脚がはる、むくむといった変化もそれにつれてでてきます。
これからは転倒予防も視野にいれた方がよさそうです。

キューに対するレスポンスはもっと時間がかかるようになり、また、一度やってみて気にいると、自分で勝手にアレンジしたり、指示をしていないのにひとり繰り返したりします。声をかけてみても自分の世界に入ったっきりだったりします。

 

親の体に触ることはボディワーカーといえど、めったにないかもしれません。
でも、なにかの折にやってみてあげてください。
あれ?おかしいな?と周囲が気がついて病院に検査へゆくことを勧めても、
それに本人が同意するまでに時間を要したりもします。
そうこうするうちに症状が進んだり、それに伴い人間関係にトラブルを起こしたりすることも増えます。

重い話であんまり考えたくないトピックだと思いますが、避けては通れません。
どなたかの参考になれば幸いです。

 

 

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