ロルフィング

掌の小宇宙

認定ロルファー™の利香です。

fluid

 先日、Advanced Rolfer™の平田 継夫さん主催の筋膜〜液体 Fluid~Fascial Relationship セミナーに参加しました。

 自分がこれまで身体の組織の”液体”と思ってとらえていたものは、実は膜を考えていたんだということがわかり、びっくり。ヘレン・ケラーが「水」と「コップ」の違いがわからなかったのと同じことが、わたしにも起こっていたのかもしれません。身体の組織に含まれている液体を指先で捉えようとするときに、わたしが液体と思っていたのは、その器(container)としての膜だったのでした。膜とその内側にある液体は違うものなのですが、ごっちゃにしていたんですね。

 身体の組織を液体として捉える考え方は、オステオパシーに影響を受けたロルフィングでは馴染みの深い概念で、ロルフィングのトレーニング中(フェイズ2)にトーマス・ウォーカーが教えてくれた資料は、ほとんどが著名なオステオパスによって書かれたものでした。(平田さんのセミナーでの液体は、DOの言う液体とは厳密には違うのですが)

 今回のセミナーでは、わたしの掌の感覚は未熟ということが判りました。掌や指は本来とても優秀なセンサーを備えているのに、料理炊事洗濯裁縫等の家事やデスクワークで酷使してきたせいなのか、はたまた意図的な訓練をしたことがないせいなのか(おそらく両方)…。熱いものを掴み、熱いもののなかに手指をつっこみ、乾いた繊維の布端をぎゅっとつまみ、化繊の綿を扱い、細いまち針をつきさし、アイロンの蒸気に耐え、冷たい氷水に野菜や肉を晒しては洗い、洗剤を使って食器や浴槽を洗う。。。そういうことをずっとしてきた手指の頑なさを今更嘆いても仕方がないので、ここから感覚を育んでゆきます。

  
掌を通じて相手の身体の中にダイブするのをためらわないこと。
揺らす時には軸から。
組織を液体として捉えること。
骨にアドレスするときは怖れないこと。
相手の身体から手を離すときのインテンションのあり方などなど・・・
長時間に渡る、プラクティカム込みの内容てんこ盛りのワークショップでしたので、帰宅したときにはヘトヘトで、倒れるように寝てしまいました。
 
 明け方、ちいさな小鳥の喉からお腹にかけて、掌の上でやさしくなんども撫でる夢を見ました。指先につたわる温かな薄い皮膚の体温、鼓動、そして血管から伝わってくる脈動、小鳥の鼻からでてくる呼気、もう片方の掌で感じる羽毛と、それをすかして感じ取れる骨の感触。非常にリアルでした。

 生きているということは、液体を絶えず身体に満ちわたらせ、循環させるということ。「みずみずしい」と感じるものには、健やかで新鮮な生命力があります。生命の根源にかかわる液体を意識したワークをこれから積み上げてゆこうと思います。

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