筋トレが嫌い。
あんなもので飾りみたいな筋肉鍛えてなにになるの。
筋トレで大抵のことは解決できるとかいうけど、そんなの脳みそまで筋肉の奴が言うことだよね〜
そういうあなたに同調して、わたしも一緒に鼻で笑ってたよね。
だってわたしも運動音痴で運動習慣ないままに40代になったし、なんなら運動を憎んでるし、ボディビルダーが決して健康とは言えないってことも知ってるし。
でも、最近、わかった。筋トレは、ほんとに大抵のことを解決できる。
去年、わたしが更年期障害に苦しめられてたの、知ってるよね。確定申告作業で、去年の医療費を計算して「ゲッ」ってなった。股関節唇の手術した年はともかく、昨年は過去最高記録。わたしが昨年支払った医療費、20万円を軽く超えていたんだよ…
歯医者で自費負担の治療も受けたけど、それを差し引いても14万円はかかってる。なににそんなにかかったの?!って見返したら、更年期障害の治療と検査費。それと右の膝関節やっちゃったじゃん?あれ。
更年期と膝、関係ないだろって思うでしょ。いやいや、してるんだよ。
更年期になって女性ホルモンのエストロゲンが減ると、太りやすくなる。
脂肪の代謝が落ちるからなんだけど、要は中年太りってやつで体重が増える。食事量や食習慣を変えていなくても太る。
それに、そもそも40代って筋肉の衰えが激しく加速する時期なんだよね。
運動習慣のない40代女性は年に5%の割合で筋肉が落ちてゆくと言われているし、たしかに二の腕とかふくらはぎとか、張りがなくなって脂肪だけついてます、みたいになるでしょ?お腹周りにも脂肪がつくし、放っておくとなんていうか…カエル立たせたみたいな体つきになる。ホットフラッシュや気分の激しい落ち込みといった更年期障害の症状が出ていない人でも、筋肉量の低下と基礎代謝量の低下は起きている。じわじわ進行している。
筋肉は落ちるのに脂肪はついて、関節にかかる負担が増えるわけ。仕事をする人手が足りないのに、運ばないといけない荷物は増えているようなもんだから。
わたしは去年の初夏にうっかり膝の靭帯をおかしくしてしまって、その治療にもお金がかかったんだけど、運動習慣があって筋肉をちゃんとつけていたら防げたことかもしれない。それに、これでなにも対策を講じなかったら、きっとまたどこかの関節を傷めてしまう。加齢に伴って体はどんどん衰えるばかりで、放っておいてももう成長は望めないし強くもなれない。認めたくないけど。
そう考えたらやっぱり筋トレは避けて通れないなと思った。だからトレーニングを始めたんだよね。ちゃんとトレーナーについて。
正直、痛いのも苦しいのも嫌いだから続けられるだろうかとビクビクしている。
でもいいことがあれば続くんだよね。
そのいいことって意外に早く実感できてて、なんか妙にハマってしまった。
2月にやらかしたギックリ腰、未だに左の腰の鈍痛がすっきりしないんだけど、筋トレすると嘘みたいに痛みが消える。トレーニング中はうじうじいろんなことを思い悩むこともないし、いい気分転換にもなってる。
腰痛だから安静にしてマッサージ受けてくる〜とか、肩こりがひどいから肩甲骨剥がし〜❤︎とかやってる場合じゃないよ。それなら筋トレしたほうがいい。マジで。1日も早く始めたほうがいい。
外聞なんて気にしてる場合じゃないって。「運動習慣もない、運動も嫌い、アラフィフで加圧トレーニングとはチャレンジャーですね!」ってトレーナーに驚かれたけど、そうかなぁ〜。
わたしはホラ、股関節形成不全で股関節唇も1回やっちゃってるから、やりたくてもできないことってけっこうあるんだよね。パラグライダーもスカイダイビングもやりたかったのに、最後の着地がネックになってやってみることもできない。そういうの、嫌なんだよね。
チャレンジすることすらできない身体のままでいるのが嫌なの。
やってみたいことにチャレンジできる身体になりたい。
今回の人生は1回だけだもんね。
加圧トレーニング、初回は拷問みたいだけど、短時間で終わるからおすすめだよー!
ほなまたね。