認定ロルファー™の利香です。
先日交換セッションをしたいちかわさんが、ロルフィング®体験セッションの感想をFacebookに投稿してくれました。ご本人のご了承を得て一部抜粋にてご紹介します。
ロルフィングという言葉を知ったのは20代後半くらいの事。
この頃、ちょうど癒し業界が徐々に勃興してきた辺りで、アロマテラピー、ロルフィング、アレキサンダーテクニック等、外国から物珍しいボディーワークのテクニックの情報がぼちぼち入ってきていました。その当時ロルフィングを受けた方の感想は「激痛」。筋肉と骨格がある程度元の位置に戻るまで連続10回受けて、そりゃあもう涙が出るほど痛いと…。
そんなネガティブな話しか流布してなかったわけですが、この何十年かは施術自体が進化したのか「痛くないロルフィング」が出てきたと小耳にはさみ、1回ワークショップを受けてみて「あら、これなら痛くない」と実感したことがあります。
それも随分前の事。
現在のロルフィングはどれほど進化したのかを知りたかったので、交換セッションと聞いた時「渡りに船」だったわけです。まぁ、あと、自分の身体がバランス崩しまくってたってのもあります。(笑)
両足拇指の陥入爪をかばうあまり、歩き方座り方すべてにバランスを崩してました。正直そろそろヤバいぞ?と思っていたところにこの話。乗らないわけがない!
で、受けたわけなんですけど…。
何と言うか…私、パン生地になった気分でした(笑)
上手い具合にこねられ伸ばされ、筋膜がリリースされ、更に適度な圧が乗り、筋肉に締め付けられていた神経が解放される。
あの何とも言えない感覚!
自分がパン生地になったとしかいい表しようがないんです(笑)全身やってもらって最初に感じたのは左半身の楽さ。ともかく力が上手いこと抜けて凄く楽なんです。反面、右側はまだまだ何かが残っている感じでしたが、右利きですからね、多分この「蓄積した何か」は解放するのに時間がかかると思います。
そう言えば、施術が終わり帰宅している時にふと気が付いたんですがね?時間がたつにつれて、身体の軸が真ん中に寄ってきてるんですよ。
施術ベッドから降りた直後は、踵重心で体重乗っかってたんですけど、駅で電車待ちで立ってたり、歩いてたりした時に感じたの重心はくるぶしのました辺り。「あ!骨で立ってる!!私!!!どうりで歩くのも立つのも楽なわけだ!!!!」おかげさまで何時もなら出かけるとヘトヘトになる私が、今も疲れを感じていません。
いや~、ロルフィング侮りがたし!
指で押す施術が物足りないという方。
直ぐに身体が辛くなる方。
ロルフィングお勧めです!あ~、それにしてもこんだけ身体が解放されてたら、きっと今晩熟睡だわ。このところ眠りの質も悪くなってたから、この際、どっぷり眠ってしっかり体調整えよう!
井爪さん、本日はありがとうございました!
いちかわさんが書いていらっしゃるように、昔のロルフィングは痛かったのです。今は、痛みによって筋肉がよりかたくなることが科学的に解明されているので、激痛の連続を我慢させ続けるような施術は推奨されていません。ご安心ください!
現在、わたしの施術は基本的に「あー。押されてるな〜」程度の圧と、「ちょっとひっぱられている」「むにゅう〜って伸ばされている」程度の感覚になる圧がメインです。皮膚とその下の膜を考えて触っている圧と、筋膜への圧、筋肉への圧、神経への効果を考えての圧、内臓や血管を考慮しながらの圧、骨への圧を使い分けています。場所やコンディションによっては「あだだだだだだ」となる場合もあります。が、必要なとき以外は我慢は無理強いしません。
体験セッションをまずはうけてみてください。ロルフィングとはどんなものか、とにかく味わってみないことには何もわかりませんから^^