認定ロルファー™の利香です。
個人事業主になって1年4ヶ月が経過。ロルフィング®、アクセスバーズ®だけでなくワードプレス初歩講座という、情報発信ツールに関わる講座もやっています。
個人事業主の情報発信の意義
自身の消費行動をふりかえってみてもわかるように、知りたい・買いたい・欲しいと思ったらまずはネットで検索する時代です。
個人事業主にとり、ネット上での情報発信は不可欠といっても過言ではありません。特に経験・人脈・知名度のすべての値が低いとき、「私が・ここで・こんな商品を・いくらで・販売しています」という基本的な情報をネット上で発信することは、とても大切です。
なぜなら、それがお客様にみつけてもらうための「接点」だからです。
ネット上で黙っていたのでは存在しないと同じとよく言われますが、その通りです。
信頼関係構築のために
ネット上の情報が玉石混淆で、ブログやウェブサイトを持っているからといって信頼性には繋がらない時代。そこで大切になるのは、信頼関係を築くことです。
信頼関係は双方向のコミュニケーションによって初めて成り立ちます。
LINE@とフェイスブックだけで商売を円滑にまわせる人がいるのは、コミュニケーションがとても上手にできているからです。LINEもフェイスブックもコミュニケーションツール。リアルタイムで会話をしているみたいな感覚で、ネットを介して意思疎通ができるので、親近感・信頼感を構築しやすいというメリットがあります。
一方通行になりがちなホームページしか個人が持てなかった時代(2003年ぐらいまで)ではもはやありません。個人事業主は、複数の発信用ツールを試してみて、自分にあっているメディアをとことん使いこなせばいいと私は思っています。
ホームページを持つという「王道」
それでもなぜホームページという”王道”を勧めるかというと
ブログやSNSにはない利点があるからです。
そのうちの1つが、「情報が載っているページがいつも同じところに表示できる」という利点があるからです。(※技術的に正確な表現ではありません)
ブログもSNSは最新記事が常にトップに表示されるようになっています。
時系列順に新しいものが上に積み重なる仕組みになっているため、1分でも古い情報は、下へとどんどん流れていってしまうのです。
先にも述べたように、個人事業主にとって見込み客に知ってもらいたい情報は、「私が・ここで・こんな商品を・いくらで・販売しています」という基本情報です。
これは毎日変わるものではありませんし、閲覧する側からいったらパッと一目でわかった方がストレスが少ないですよね。
多くのブログサービスに特定の記事を「トップ固定」するという機能もあります。
が、ネット検索経由の閲覧者にはその記事が表示されなかったり、複数記事をトップ固定するわけにはゆかなかったり、閲覧者・作成者の双方にとって不便な仕様になっています。
ホームページならそういう不便な仕様を避けられます。
決まった場所に知ってもらいたい情報をいつも提示していることは、
見込み客に情報を探す手間をかけさせない・より深く知ってもらいやすい・購入してもらいやすい、というメリットがあるわけです。
どんなレイアウト・構造なら、閲覧者が快適に情報にアクセスできるのか。
興味の赴くままに次々と記事やページを閲覧できるのか。
その視点がないと、閲覧者にいたずらにストレスをかける情報発信になってしまいます。
あらかじめテンプレートが決まっている無料ブログサービスや、投稿表示の規則を勝手にいじれないSNSでは不可能なことが、ホームページでは可能です。ワードプレス利用者がこの数年で爆発的に増えたのは、ブログ一体型のホームページが作れる=両者のいいとこどりのツールだからだと思います。
長くなってしまいました!
明日は、この続きで、”個人事業主が陥りやすい「強み」解釈の落とし穴”とからめて情報発信ツールの活用について書きますね。
→「考えて使ってる?情報発信ツール(2)」