認定ロルファー™の利香です。
大学院時代に私立高校で非常勤講師をしたり、塾の講師をしたりした経験を通じ
私はずいぶん長い間
「論理的に考える力があると(矛盾に気がつきやすいので)騙されにくくなる・
飾りたてる言葉に惑わされず本質を見抜きやすくなる」と考えていました。
これは物事の一側面でしかないということを、最近よく感じます。
論理的に考える力、意見を論理だてて述べるスキルは重要ですが
理屈にこだわる人はこれを過剰に評価していないか?と感じます。
論理的であることを重視すると
理屈で考えて「正しい」ことだけが正しいんだ!という思考のワナにはまります。
理屈で考えて「正しい」からというだけで選んだことは
大抵、苦しい結果につながってゆきます。
たとえば、上司や同業者にすごいと感じられる人がいた場合、
「あの人の主張はしごくまっとうだ」
「あの人は仕事に熱心な人だ」
「あの人はこの業界で成功している人だ」
という要素だけをとりだして、私たちは
「だから私もあの人の言うことはきくべきだ」と考えがちですが
心はなんといっているか。
そこが実はいちばん大切です。
直感はどうなのか。どう感じているのか。
理屈よりも、論理的に考えてどうこうよりも、直感に従うことが
どのような結果になっても納得がゆくし、最終的に幸せになれます。
なぜなら、人は理屈でできていないから。
気持ちの上での納得や心の満足は結果の良し悪しと同じぐらい、時にはそれよりも重要なんです。
なんかちょっとこの人苦手だな…
なんとなく気乗りしないな〜
という程度のものでも十分な理由になるのです。
「なんか」や「なんとなく」を伴って表現しがちなのは直感力が低いから。
今はまだ微かな感覚を、もっと的確にとらえるために何ができるか。
私の目下の関心事です。
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