描いているときは夢中でも、描き上がってみると反省点が多いもんです。反省っていうか「あああああ」っていうもどかしさというか。
デッサンを描いているときは「ワシ、以前より上手くなってるやんw」といい気になっていましたが、こうやってみると、中学生の頃からあまり上達していない気もしてきます😅
初めてのアクリルグワッシュ、初めての絵の具、初めての筆、初めての板に描いたにしてはいいんじゃない?とも言えるけど、知りたいことが次々出てきて・・・これはもう明日の鳥飼塾(鳥飼規世さんに絵を教わる、週1回の絵画塾)で先生を質問攻めにするよりありません。
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写実的に描くことにこだわっているわけではないけれど、愛する猫を描いていると、絵の上のこの子に生命を与えたい欲求がむくむくと。
命の息吹を吹き込みたくなるのです。そうなると細かく描きこみたくなってしまう。
そこが短絡しているんでしょうねー
頭の中で。
写実的でなくても、その子らしさは出せるし、命も与えられる。
そぎ落とした線や限られた色だけで表現することもできる。
コテコテ描くのは自分が好きだから。
あっさり描くのもできるけど、そのままだと被毛の美しさとか、手触りのモッフリした感触などの再現がものたりないってだけ。
うーん。コテコテとそぎ落とすのと、どっちの方にゆこうかなぁ。
3歳から9歳までの6年間、芸大の先生のやっている絵画塾に通って油絵を習ったものの、先生はわたしは「日本画の人」だと言っていた。これは美術の勉強をした方たちからは必ず言われることで、本人は「みんながそういうのならそうなんだろうな」と思っております。
油絵のようなコテコテモリモリ描きこむ絵には、あまり特性が向いていないのかもしれない。…なんかちょっと考え込んでしまいますね…。
が、下手の考え休むに似たり。
手を動かし続けて試行錯誤するだけです。
美大や芸術系の学校に行った人たちは、こういうことに数年間で濃〜く向き合い続け考え続けるのですよね。大変だなぁ。すごいなぁ…
思えばわたしも7年間お世話になった大学院では自分の特質、興味の対象、研究の主流といったものと、常に向き合ってきました。 どんなことであっても、深く関わって突き詰める作業では自分と向き合う過程を必ず経るものですね。
RESUMEを始めてみました。こちらもどうぞよろしくお願いします。
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