認定ロルファー™の利香です。
昨日、レイトショーを観にいってきました。
観た映画は『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
クラシックバレエなんて白鳥の湖とかくるみ割り人形ぐらいしか知らなかった私が、初めて生の舞台を観たのは20歳ごろのこと。福岡へ向かう新幹線の中で隣の席に座った、牧阿佐美バレヱ団のダンサーとお話ししたのがきっかけでした。
その方からチケットをいただいて公演を観にゆきましたが、衝撃的でした。
テレビで観ているだけだったころには優雅なイメージしかなかったバレエですが、実際にはものすごく激しい肉体芸術なんだと実感。
昨日観たこの映画でも、なんて過酷な芸術なんだろうと戦慄しました。
鎮痛剤やエナジードリンクをがばがば飲みながら舞台に立つなんて、健康に悪いよ!というのはもちろんですが、子ども時代を無茶な遊びをすることもなくトレーニングに費やしたり、家族がバラバラに暮らすことになったり、踊るための体をつくるために長時間の練習をひたすら積み重ねたり…
そうやって生み出される跳躍や動きの美しさはほんの一瞬のことに過ぎないのに。
息子を一流ダンサーにするために家族が払った代償の大きさも、当事者のインタビューで淡々と語られていて、切なかったです。
しかし、それらを差し引いてもあまりあるポルーニンのダンスの素晴らしさ:跳躍の高さや距離、軸のぶれなさ、しなやかな肉体の美しさは、クラシックバレエに興味がない人にも伝わると思います。
音楽も素晴らしかったし、幼い頃のポルーニンを指導したバレエ教室の先生や、ポルーニンの友人も素晴らしかった。こういう人たちが、才能に恵まれたもののそれゆえの大きな葛藤を抱え込んでいるポルーニンのそばにいてくれることに、救いを感じました(すっかり近所のおばちゃん目線💦)
ちなみに・・・
1989年生まれのポルーニンの幼少期、少年期、青年期の映像記録が
デジタルで残っていることにも大きな衝撃をうけました・・・😂
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