認定ロルファー™の利香です。
今年の1月に、「腸内環境を知りたい!検体を提出した話」という記事を投稿しました。自分の腸内環境がどうなっているのか興味津々だったので理化学研究所の瓣野特別研究室の「おなかケア・プロジェクト」に検体(サンプル)を提供してみたのです。その結果が先日届きました。
上記画像は送り状で、報告書はA4版の紙に両面印刷されていました。素人向けに簡潔な説明と図解のみが記載されているので、ちょっと拍子抜けしてしまいましたが、あくまでもサンプル提供のお礼なので、こんなものだろうと思います。実際、詳細データを見せられても理解できないでしょうし、これは病気を検出するための「検査」ではないのですから当然ですね。
さて、結果に話を戻しましょう。毎日ワークアウトしています!とか、食事は基本オーガニックです!とか、週に3日はヨガクラスに行っています!とか…そういう優等生な方々に比べ、偏食傾向にあって(アレルギー、体に合わない、好き嫌いなどなど)明らかに運動不足と思われる私ですが、腸内細菌叢はなんと…「生活習慣に偏りのないグループ」に分類されておりました。
とはいえ、この検体を提出したのは昨年末のことで、2月にインフルエンザ、3月に扁桃炎を患って抗生物質を服用したので、この腸内細菌叢のバランスが現在どうなっているかはわかりません。
抗生物質はたくさんの人類の命を救ってきましたし、わたしは必ずしも抗生物質否定派ではありません。が、抗生物質は腸内細菌にとっては脅威です。
医師「採血からは細菌性腸炎が考えられますが、症状も改善してきてるので抗菌薬は使わずに様子見ましょう」
患者「いや、抗菌薬下さい」
医師「腸内細菌叢という由緒正しき伝統都市に過激派ゲリラが潜伏しているからと言って原爆を落とすかどうかという話をしているんです」
患者「やめておきます✋」— つねぴー (@tsuneeet) 2018年5月20日
上に引用したツイート(つねぴーさんは医師だそうです)が、たいへんわかりやすく説明してくれていますが、抗菌薬(「抗菌薬」のうち、微生物から作られるものを抗生物質と云う)は諸刃の剣です。抗生物質を服薬してからのわたしの腸内細菌叢のバランスがどうなっているか、追跡調査してみたい気もします…が、廉価でそんなことをやってくれる機関をみつけるのが一苦労ですね。
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