認定ロルファー™の利香です。
靴底の減り方、特にかかとの減り方、気になりませんか?
わたしは右膝前十字靱帯をのばしてしまったせいで、膝から下が回外(かいがい)気味なので、右の靴のかかとは外側の減りがはやいのです。左右差があるのは自分の身体の怪我歴からいって仕方がないなと思っております。
すり減った靴底をみると「間違った歩き方をしているのでは…」と気になりますよね。靴底のすり減り方で、その人がどんな歩き方をしているかわかります。
かかとの外側と親指の付け根付近がすり減っている
これは適正な歩き方ができている証拠です。(正しい、という表現はあえて避けます)かかとで着地し、かかとから小指にかけて足裏外側のアーチ(ラテラルアーチ)に体重を乗せてから親指付け根(拇指球)へと体重移動させ蹴り出す歩き方をしていると、このような減り方になります。
とはいえ、わたしのように左右差があってあまりにもかかとの外側ばかりが減る人はつま先が進行方向を向いているかどうか、要チェックです。
かかともつま先も内側がすり減っている
かかとが内側に倒れている可能性があります。エックス脚や扁平足に多いとも言われますが、脚・足の内側にばかり体重を乗せ、歩く時にアーチを使って上手に体重移動ができていない場合にこうなります。(ちなみにわたしも扁平足ですが内側は減りません。扁平足と言われても、アーチが隠れているだけの場合があります。)
かかともつま先も外側がすり減っている
いやもう、完全にガニ股ですやん・・・という歩き方です。膝は左右ともに外側を向いているはずです。足の外側(小指側)に体重を乗せています。スネがガチガチに張っているかもしれません。
かかとは真ん中あたり、靴の前方も中央寄りがすり減っている
ハイヒールを履く女性に多くみられる減り方です。かかとがつま先よりも高い状態のままで体重の支え続けていると、距骨の位置は前方にずれアキレス腱も伸びやかさを欠くようになります。歩く時、つま先のスプリング機能が全く使えていないのではないでしょうか。
左右差が減ったという報告
こんな話をなぜ書いたのかというと、クライアントさんから靴底の減り方が変わったというご報告をいただいたからです。一部抜粋してご紹介します。
11月に体験セッションを受けて、12月に1回目を受けました。
ロルフィングは10シリーズセッションというもので、1から10の工程を経て、身体のそれぞれの部分にアプローチしていくのです。1回目は呼吸。
呼吸を整える。
深く呼吸ができるように身体にアプローチしていくセッションでした。セッション完了してから今日までの変化。
歩き方が良くなった。
靴底の減り方が均等になっていました。
今までの私の靴底は片方だけすごく変にすり減る事が多かったのです。
自覚がなかったのですが、歩き方がおかしかったのだと思います。ロルフィングをスタートして購入した靴なので、減り方がよくわかります。
バランスよくなっているのです。
不思議!
何がどう変わっているのかはまだわかりませんが、こうして目で見てわかる変化があると嬉しい😊
詳細はこちらのリンクをクリックしてご覧ください!【ロルフィングセッションスタート】(ブログへのリンクだったのですが2020/02/05現在リンク切れになってしまいました
靴底の減りが全くバラバラだったのが均等になってきたという嬉しいご報告です。これが、適正なすり減り方:かかとは外側&親指付け根あたりが減るというものに変化してゆくのが楽しみです。