Q.ロルフィングは痛いと聞きましたが本当ですか？
A. 古典的なロルフィングでは強い圧を体に加えるテクニックも多かったのですが、痛みを感じると体の組織は更に緊張する事が最近の研究で判明し、 現在はクライアントに強い痛みを無理に我慢させるようなことはありません。セッション中は、圧をどのように感じていらっしゃるかを頻繁に確認しますのでご安心ください。
Q.10シリーズ（10回続きもののセッション）を受けるか決めかねています。決意してからでないとダメですか？
A. とりあえずセッション１から３までを受けてみてください。セッション３まで受けてからご決断くださるのでも大丈夫です。迷われている場合は遠慮なくご相談ください。
＊セッション４以降は体の深層部へのワークになります。深層部へのワーク開始後に10シリーズを中断すると、心身ともに不安定な状態のまま放置することとなり、好ましくありません。そのため「セッション３まででご判断を」とお勧めしています。
Q.マッサージとロルフィングはどう違うんですか？
A. ロルフィングでは対処療法ではなく、「不調の根本原因の改善」を目指します。
マッサージと異なり、リラクゼーション効果よりもクライアント自身の気づきや成長を重視します。また、凝ったところをもみほぐすことよりも、 なぜ凝っているのかを追究し、その原因に手技で働きかけてゆくことの方を重視します。
Q.ロルフィングは筋膜リリースと同じものですか？
A. 人の筋肉は筋膜という、結合組織の大きなシートにくるまれています。このシートにかかる緊張（テンション）に偏りがあったり、傷跡があったりすると 体調不良がおきます。そのため、ロルフィングでも筋膜リリースをひとつのテクニックとして用いますが、 ロルファーが見ているのは全体のバランスです。筋膜リリースにとどまらず、クライアントをより全体的な観点からとらえてセッションを組み立てています。
Q.他のセラピーや治療と併用してもいいですか？
A. 現在、なんらかの疾病で通院中またはカウンセリングなどを受けていらっしゃる方、継続して鍼灸や整体に通われている方は、必ずその旨をロルファーにおしらせください。ロルフィングにも禁忌事項があります。症状によっては主治医の承諾が必要なこともあります。
マッサージ、整体、鍼灸治療は、10シリーズ継続中には避けていただくようお願いしています。体の構造や使い方に変化が起きる時、これまで凝らなかったところが凝ったり筋肉が張ったりすることがあります。これも必要なプロセスとして体感していただく必要があります。その段階で「不快だから解消したい」と他の施術を受けると、体がふりだしに戻ってしまうことがあるのです。
禁忌事項については【セッションの前にご一読ください】のページでご確認ください。
Q.関節の可動域に制限があります。ロルフィングを受けても大丈夫ですか？
A. 大丈夫です。但し、関節炎の方、人工関節置換手術済みの方、股関節形成不全保存療法中の方、頸椎ヘルニア、腰椎ヘルニア、靭帯損傷経験は 事前にその旨を必ずロルファーにお伝えください。主治医の承諾が必要な場合もあります。
Q.ロルフィングを主治医にうまく説明できません。代わりにしてくれますか？
A. 主治医の承諾が必要な場合、ロルフィングとはどういうものか、具体的にどのようなことをするのかを説明した文書を発行します。それを主治医にクライアントさんからお渡しください。
Q.妊娠中もロルフィングを受けられますか？
A. 妊婦さんと赤ちゃんの安全のために、妊娠５か月まではご遠慮ください。妊婦さんへは避けた方がよいテクニックもあり、また、触ってはいけないとされる箇所もありますので、 妊婦さん（妊娠の可能性がある方も含みます）は必ず事前にお申し出ください。
Q.セッションとセッションの間はどれぐらいあけるものですか？
A. 10シリーズの場合、１週間から２週間程度の間隔をお勧めします。
月に２回〜３回の頻度とお考えください。
セッションを受けるごとに体は変化してゆきます。その変化がひと段落するころに次のセッションを受けるのが理想的です。この間隔は個人差が大きく、20代〜30代で日常的に運動をしている人は１ヶ月程度開けても大丈夫です。
忙しくて１ヶ月に１回でないと通えない方には、できる限り戻りが少ない体で次のセッションを受けていただけるよう、セッションとセッションの間でご自宅でできる「宿題」をお伝えしています。遠慮なくご相談ください。
Q.セッション直後にやったらダメなことは？
A. アルコールをセッション直後に摂取するのはおすすめできません。
それ以外は、入浴も飲食も通常通りで結構です。水分を日頃からあまり摂取しない方は、水分補給を心がけてください。
こちらもお目通しください。
