ロルファー™️の利香です。
6月4日に、【発達するメガネ・Innochi Glass】のカラー測定に行ってきました。
大雑把に説明すると、Innochi Glassはメガネを通して発達と統合を促すものです。メガネのレンズにつける色がカギとなります。これをInnochi Glassでは「サポートカラー」と呼びます。
メガネで発達を促す?先ずは世界観とレンズの色を見極める
メガネを作る作業は、普通は眼鏡屋さんに行って1. 視力測定、 2. レンズの度のチェック、3. フレーム選び 、4. 製作、 5. 完成。実際につけてかけ心地の微調整という工程ですが、Innochi Glassは 1.の前に、目育士によるサポートカラーを見つける作業(カラー測定)が入ります。
カラー測定も、いきなり色見本を渡されたりはしません。まずカウンセリングで「どんな世界にいたいか」と「どんな世界を視たいか」を、とても深いところまで掘り下げます。
私は身の周り80平米ぐらいの空間を、秩序が適当にあって静かで快適、そして綺麗で安全な場所にしておきたい。
これが「いたい世界」。
身の周り200平米ぐらいの範囲となると、80平米より先は「庭」の認識。外界との緩衝地帯で、いろいろな生き物が我が物顔でウロウロしているけど、それはまぁ、そういうものとして許容している感じ。
こういう空間で、自分の中の混沌をもっとたくさんのチャンネルを駆使してアウトプットしたいと本心では願っている。
でも今は、秩序ときちんと丁寧にしているのが好きすぎて、自分の頭の中の混沌を外に出すことを恐れている。いろんな刺激が入ってきすぎてつらい。他人にも自分にも厳しい視線を向けてしまいがちで余裕がなくなる時もある。
もっと優しい世界を視たい。鮮明に見たくないものもたくさんある。
そういうわたしをサポートする色は、意外なことにマゼンタでした。
レンズの色で体幹の安定度が変わる
青いレンズは、着けると全然釈然としない。
つけてみると自分の背面が認識できるようになってシャッキリするんだけど、釈然としなさすぎて首をグリングリン傾げて、幸さんに「こういう猫いる!」と大爆笑されました( ;´Д`) いやもう、ほんと、「あれ????」ってなっちゃうんですよ。
最初につけたグリーンは無防備になりすぎて、ノスタルジックな世界でなんだかぼんやりしてしまう。赤はつけているうちにちょっと幼児のように無力な感じになってきて心細くなる。
プラチナムを入れると、従来の自分と大差ないキリッとした思考が優位になっちゃうので、発達の観点からこれは不要と判断しました。
こんな風に「どんな気持ちになるか。この色がついた世界を見てどういう感覚になるか」のフィードバックと、体幹の安定度をチェックしながら丁寧に見てゆくのです。合わない色のレンズをつけると体幹が安定せず、よれよれします。合う色のものをつけると体幹は安定します。
安定にもクオリティがあるので、その違いも味わってもっとも自分が心強くいられる(安心していられる)色を選ぶのがいいかと思います。
面白いねぇ!とか、意外!とか爆笑したり泣いたりしながら、サポートカラーの濃度や組み合わせを決めます。この作業をする人を目育士(めいくし)と言うのですけど、目育士さんのパーソナリティもかなり重要ですね!いろんな意味で圧が強すぎる人は向いていないだろうな〜。メガネを作る人の言葉や感覚を封じかねませんからね。
そしてわたしの発達する眼鏡は、右目と左目で異なる色のグラスが入る予定です。
視力を測定してレンズを制作できるのは眼鏡屋さんなので、Innochi Glass提携店の吉祥寺のオプテリアグラシアスさんで、フレームとレンズを誂えに行ってきます。
ああ、楽しみ。
レンズを作りに行った時の話はこちら