起業サポート

これなら集中できる! 気を散らさない対策5つ

認定ロルファー™の利香です。

 起業サポートやワードプレス設置代行の打ち合わせをお客様としている時に、よく相談されるのが「集中できないんですよねー」というお悩みです。

 どうしても作業をコツコツとやりつづけられない・集中できないときってありませんか?自己嫌悪に陥ったり焦ったりしながら、だらだらと過ごしてしまう。わたし自身、「テスト勉強は3日前から」というタイプでしたので、自分の集中力を過信してこの傾向を助長しがちになることも、よくあります。

 

「作業に追われて余裕がない日」は少なくしたい!

 個人事業主となり、自ら律して作業や連絡を次々さばいてゆく必要や、クライアントや関わっている人たちの都合を考慮してスケジュールをたてる必要があるときには、「締め切り間際の作業に追われて余裕がない日」は極力減らした方がいいとわかってきました。予定変更や見込み外れに柔軟に対応できるように余裕を持つことも、大事なんですね。 

 今日は、気を散らさずに集中できるようになるために、わたしが試してみて効果があった5つの対策をご紹介します。

 

1.目標は小さく

 作業の目標を設定してみてください。設定する際には「小さく」「低く」を心がけて、短時間で1つの作業を終わらせることができます。
 最初から大きな目標を掲げてそれだけみていると、圧倒されてなにから手をつけたらいいかわからなくなってしまいますので、まずは最初の1歩を考えます。今日1日の目標をざっくりたてたら(例:確定申告の作業の3割を終わらせる)、この1時間の目標を立てます。(例:1月から4月までの伝票入力を済ませる)
 人の集中力は1時間程度しか持続しませんので、30分から1時間刻みで設定すると気持ちが楽です。

 

2.やりたいものからやる

 目標を小さく設けることと同様に、やりたいこと・得意な作業から始めるのも成功体験となって気分がよくなり、その後の作業への意欲が高まります。これはけっこういいですよ!
 嫌なものを先に済ませようと思ってとりかかると、苦しくて頭を抱えて結局モチベーションが下がってしまいます。

 

3.締め切りを決める

 自分のスケジュール管理という観点から、締め切りは必ず設けた方がいいです。
 これも思いつきで締め切りを設けているとだらだらと延ばしてしまいますので、常に発生する作業(伝票整理やメルマガの執筆といったルーチン作業)は、毎月10日と20日といったように日付を決めて締め切りを守るようにします。
 相手のある作業なら、「今週中に見積書をお送りします」といったように、最初に宣言してしまうのもいいでしょう。

 

4.時間を区切る(アプリ活用)

 時計でちらちら時間を眺めながらの作業は、結局ズルズルと時間を使ってしまいがちです。時間を区切ってその間だけ集中力を高めるのが効果的です。
 わたしはタイマー機能以外にアプリを使っています。Tideというアプリですが、わざとらしくない自然音が心地よく、また、細かい設定もできますので自宅作業が多い方には活用してもらいたいなと思います。
 

App Tide不自然ではない潮騒や雨音が優れているTide.
一時停止やキャンセルができないImmersive Modeなども設定できます

 

5.邪魔させない

 実はこれが一番大切なことかもしれません。1日24時間、いろいろな人と繋がっていられる時代ですが、それが集中力を殺いでしまうのも事実です。
 30分間作業に集中すると決めたら、アプリの通知音を切る、スマホを機内モードにするようにしてみてください。FBやLINEの通知音、メールの受信音も邪魔です。固定電話は留守電にし、デスク周りは片付けて余計なものが目に入らないようにするのも大事ですね。作業に最低限必要なノートパソコンだけ持って、カフェなど別な空間へ移動するのもありです。

 大きな目標を持つこと自体はいいのですが、その大きさに呆然となってなにもできないのでは意味がありません。そこに到達するための小さな目標をたて、成功体験を自分に積ませながら、コツコツと歩みを進めてゆくと、自分に対する信頼感が貯金できます。
 アプリなどを活用しつつ、集中する時間を確保してまずは始めてご覧になってくださいね。