わたしのこと

耳管開放症

認定ロルファー™の利香です。

20181109ブログ写真・バセットハウンド子犬
耳管開放症(じかんかいほうしょう)って知ってますか?

症状としては耳に違和感がでるんですが、わたしはこんな感じです。

・テレビの音や子どもの声が耳に響きすぎてしんどい
・会話が聞き取りにくい
・空気抜きができない感じが続く(ツバ飲んでも、あくびしてもダメ)
・自分の声が頭に響く
・耳鳴り
・瞬間的なめまいやふらつき
・自分の呼吸や拍動が鼓膜に響いて鋭い痛みを感じる

最初のふたつを除いて、どの症状も「でっぱなし」ということはなく、放っておいても日常生活に深刻な支障はありません。でも、不快で気になる時もよくあります。だからといって近所の耳鼻科に行っても、「聴力検査の結果はまぁそれほど深刻じゃないから…様子見れば?そのうち自然に治るよ」とあしらわれるだけだったのです。(気になるからとなんども通うと、精神安定剤を処方されます…)
 
 知人のボイストレーナー経由で耳管開放症というものがあると知って、もしかしてわたしのこの症状はこれかも?と気がつき、東京でこの治療にあたっている耳鼻科を探して行ってきました。今回は聴力検査含め6種類の検査をしていただきました。ストレス要因が大きい病気ということで、メンタル面の状態をチェックするテストもありました。
 かかった耳鼻咽喉科の先生がロルフィングをご存知で、嬉しい。いや〜これは本当に率直に言って嬉しすぎる。内耳の模型をみせながらの説明はわかりやすくて、模型のあぶみ骨がちゃんと出来てることにも感心しちゃいましたよ!青いパーツでできている蝸牛を取り外そうとして制止されたりもして。

 耳管開放症は患者の8割が女性。そのうちのほとんどが痩せ型……いや、それ当てはまらないんだけど…まぁ、それはさておき、この病気は現代病とも言われています。原因は不明。症状が出たり消えたりするので、違和感に苦しんで耳鼻科の予約をいれていざ受診しても、そのときには無症状だったりすることも手伝ってか、あまり詳しいことが判っていない病気でもあります。原因不明ということは、治療法も不明ということ。確立されていません。
 どうやらストレスが大きく関わっているらしいということだけは判明しているので、呼吸法と音楽療法で治療を開始してみます。両方とも保険外だし必ず効果がある!というわけではありません。が、やらないよりはいいはずです。同じ症状で悩んでいる方は、早めの受診をお勧めします。近所の耳鼻咽喉科で「治療法はない」と言われても、絶望する必要ないですよー!