あっという間に7月も下旬(白目)
新規法人立ち上げに関わってからというもの、毎日が怒濤のごとく過ぎてゆきます。
そんな中でも既存のお客様へコツコツとロルフィングセッションをやらせていただいて、ありがたい限りです。
私自身はなにをしているのかといえば、小さな発見をして喜んだり、部屋探しに奔走したり、求められての新たなサービスを創出しようと唸っていたり、新しいマーケティングツールの導入に頭から煙を出したりしております。
怒ると血中酸素濃度が下がる
でかけられない日々の中で、心拍数と血中酸素濃度を測る簡単なパルスオキシメーターを手に入れました。
測ってみるといろいろ面白い発見があります。
たとえば怒ると血中酸素濃度は下がるんですね。怒りで呼吸が浅くなったり、心拍数や血圧が乱れたりもするし、血中酸素濃度にも影響があるだろうことは容易に想像がつきます。
ただ、さがりっぷりが想像以上に甚だしかったんです。
入院していて血中酸素濃度を管理している患者のばあい、93%になったらナースコールを押す準備をします。90%台ですらそうなのです。ひどく怒ると血中酸素濃度は80%未満まで落ちちゃうんですよね。これは入院患者ならドクターコールが必要なレベルです。
もちろんこれは家庭で使うオキシメーターで測った、1個人の恣意的なデータではありますが、怒りをふくむ強いストレスが人を老けさせたり、病の原因となったりするのもうなずけます。
自粛生活/リモートワークでギックリ腰
ストレスと運動不足のダブルパンチのせいか、ギックリ腰になってしまったといって駆け込んで見える既存客の方がぽつぽつといらっしゃいます。
出かけられない、パソコンデスク環境がないのに不安定な姿勢でリモートワーク、座りっぱなしなど、心身にとっては不自然で無理のある状態で3ヶ月ほど過ごされているからでしょう。
特に歩かないことの影響は大きいと感じます。股関節周りが固くなると、腰にも影響が及びます。足があがらない、なにもないところでつまづきかける、歩幅が狭くなったのか歩くのが遅くなった、座っていて歩き出そうとしたときにスムーズに動けないなどの自覚症状がある方には、股関節周りのストレッチをおすすめします。
といってもいきなり180度開脚などはめざさなくていいです。合気道の準備運動(?)として知られる「真向法」をやってみてください。あれはハムストリングス(太ももの裏側)、大腿筋膜張筋、ITバンド(太ももの外側)、内転筋(太ももの内側)、大腿四頭筋(太ももの前側)をまんべんなくのばす運動なので、やったあとにはじんわりと脚全体が温かくなり、空調で冷えている人やむくみがちな人にもいい影響があるはずです。
とてもではないけれど人様にはお見せできないほど、わたしは身体が固いんですが……真向法を地味に頑張っています。検索すれば動画がヒットしますので、やり方がよくわからない人は是非動画で確認してください。
ロルフィングのセッションは、都内の感染者数の動向をみて恵比寿での新規受付を停止したままにしてあります。コロナウィルスのせいで、区切られた空間で顧客の身体に触る我々のような施術家は大打撃を蒙っています……が、身体を動かす・適切に使うことの重要性を実感されている人も多いはずで、なにかできないかなぁとこれまたうんうん唸っています。
動画も考えましたが、一方的に配信する一般論動画は世にたくさん出回っているので、どちらかといえばオンラインでのムーブメントクラスみたいなもののほうが、ロルフィングのお客様の役に立てるのではないかと思っています。
「こんなことをやってほしい!」というご要望などあれば是非教えてください!