ココロとカラダ

湿布はどんな時に使うもの?逆効果になっていませんか

認定ロルファー™️の利香です。

ツイッターでフォローしている、医師のおるとさんのつぶやきに、思わず噴き出してしまいました。高齢者あるあるですね。だけど高齢者を笑ってばかりもいられません。湿布の働きと効果的な使い方をちゃんと知っている人は、どれぐらいいるでしょう。

 

冷湿布と温湿布はどう違う?

湿布には冷湿布と温湿布の二種類があります。
冷湿布は患部を冷やすために処方されます。捻挫やひどい打撲などの外傷を負って、患部が炎症をおこして熱を持っている場合です。炎症がある=血流が集中=痛みも強く感じるので、冷やして血管を収縮させることによる鎮痛効果もあります。
温湿布は温めるための湿布で、慢性的な肩こりや腰痛などに処方されます。温めて血液の循環を良くすることで、関節や筋肉の痛みやこわばりを解消しようという目的で処方されます。

血管を収縮させて血流を抑える(冷湿布)、血管を拡張して血流を増やす(温湿布)と、やっていることは逆なのに、どちらにも鎮痛効果があるのが混乱の元になっています。

 

冷やすのはどんな時?

突き指、捻挫、打撲、骨折などで患部が膨れ上がって炎症を起こしている時には、まず冷やすことが推奨されています。スポーツの現場ではRICEという応急処置が一般的です(Rest, Ice, Compression, Elevation 休ませ、冷やしつつ圧迫して挙上する)。
つまり、冷やすのは怪我の直後。慢性痛はこれには該当せず、冷やしたらむしろ逆効果であることがわかります。
参考:http://www.saisetsu.or.jp/contents/11_2rice.html

ギックリ腰は痛みこそ激しいですが、打撲や捻挫のような外傷ではありません。慢性的な筋疲労が溜まって瞬間的な激痛を起こしているだけなので、冷やさない方がいいです。

痛みをとることは目的ではない

「凝りすぎて痛い」といった慢性痛は、温めて血流を増やす方が動かしやすくなります。動かせるようになれば痛みもだんだんに減ります。しかし、痛みにばかりフォーカスすると、「捻挫したとき、冷湿布を貼ったら痛くなくなった!よし、これも冷湿布を貼ろう!」と、ちぐはぐなことをしてしまいます。

一般的な湿布の目的は、痛みをとることはではありません。冷湿布は血流を減らす、温湿布は血流を増やすことが目的で、鎮痛効果は副次的なもの。湿布で痛みを解消することは難しいのです。そのため、鎮痛作用のある薬効成分が含まれる湿布が、痛みを抑えることを売りとして存在しています。(ロキソニン湿布や、モーラステープなど)これはもちろん鎮痛剤が含まれていることからも、副作用のリスクが必ずつきまとうので濫用してよいものではありません。

慢性痛のために山ほどの湿布を毎月処方してもらうより、湿布は急性期だけお世話になる方がいいですよね。大抵の慢性痛は動かすことで解消します。動かせないほど痛い状態なら、プロの手を借りて痛みをやわらげながら動かしましょう。動作の指導も含むロルフィングもお役に立ちます。

 

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