認定ロルファー™の利香です。
１０シリーズセッションを受ける方には、セッション中に気づいた感覚やセッション後に生じた変化等をなにかに記録しておくのをオススメしています。
セッションのたびに生じる変化を明確に認識していただくと、
自分の体についてより深く知ることができます。
首都圏で働く大抵の方は、通勤電車やオフィスで感じる不快感・つらいことを
シャットアウトするように体の感覚を閉じてしまっています。
ほんとうなら体からのサインは、病気や不調のしらせだったり
心からの合図だったりするので、しっかり感じて欲しい。
それが体の主導権をとりもどす第一歩になります。
長く通ってくださっているご高齢のお客様がいます。
その方は友人からの紹介で、２０１６年にわたしが日本に帰国し開業して間もないころから、ロルフィング®を受けに通ってきてくださっています。
２年前の夏は両膝が痛くて毎日ロキソニンを服用しないと耐えられないと仰っていたのが、今年の夏はヨーロッパ数カ国を、ノルディックポールを握りしめてガンガン歩いていらっしゃいました。
両膝のヒアルロン注射ももうしていませんし、ロキソニンにも頼っていません。
本人は、２年前に両膝が痛かったことをすっかり忘れていらっしゃったのでした。
不快だった記憶はさっさと忘れてしまいたいものですが
セッションを受けながら体調を記録に残しておくことで
「以前はあんなに痛かったのに今は痛くない」「もう大丈夫なんだ」という
実感を繰り返し得ることもできます。
それは自信につながり、姿勢や歩き方が堂々としっかりしたものになります。
セッションを受けた後、手帳でもスマホでもパソコンでもなんでもいいので
記録をつけると、自分の体への理解が深まり、自信につながります。
それは動作にもフィードバックされます。
現在、なんらかのボディワークを受けている方は試してみてください。
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