認定ロルファー™の利香です。
昨日は伊勢丹のセールに足を運びました。
滅多に「欲しい!」と思えるものに出会えず、
出会っても価格やサイズが折り合わず
諦めることの方が多いのですが
昨日は入店から25分で買うものが決まりました。
なかなか感動的で興味深い体験だったので、
今日はそのことについて書いてみます。
詳しい人から欲しい情報をもらう
店員との会話が苦手、嫌いだ
という人もいますが、
欲しいものが決まっている時、
わたしはすぐに店員さんに話しかけて
アドバイスをもらいます。
なぜなら、店員さんの方が
取り扱い商品に詳しいから。
どこに何があるのかはもちろん、
服や靴だったらサイズ展開や
素材、家での取り扱い等も
詳しい人は丁寧に教えてくれます。
コミュニケーションが上手な店員さんは
こちらの要望や好みを聴いて、
それでしたらこういうものもありますよと
提案してくれたりもします。
提案が上手な人
わたしが昨日伊勢丹で出会った、
20代前半とおぼしき
可愛らしい丸顔の販売員さんも
提案がとても上手な人でした。
結果、彼女から3着服を買いました。
彼女の提案力の高さはすごいぞ!と
途中からわくわくしていました。
好みを見極める
彼女はわたしの当日の服をみて
好きな色・似合う色・似合いそうな
スタイルを判断したのだろうと思います。
「今日のコートのお色から
きっとこちらの色もよくお似合いに
なると思ったので、試してみませんか?」と
言われた時には
「うまいなぁ」と内心舌を巻きました。
彼女が持ってきたのは、自分だったら
絶対に選ばない色とデザインものでしたが
これが意外にもしっくりきていて
そこで一気に相手に対する信頼感が上がりました。
ゴリ押ししない
「こちらのパンツもお似合いだと思いますよ」
と、濃いチェックのパンツを提案されても、
わたしが「春先まで着られる明るい色の方がいい」と言えば
「それならこのふたつでしょうね〜」と
提案を変えてくれました。
これもものを売る時にはとても大事です。
要らないというものを
無理に買わせるのは押し売りです。
店員さんから話しかけられたくない、
という気持ちの裏には
「売りつけられたらいやだ」
という警戒心があるからですよね。
言葉の選び方
服については、「似合う」
「好きかなと思って」という言葉が
購買欲をそそる鍵だな!と感じました。
着回しがきくとか定番だからとか
そういう言葉は、「好き」の次どころか
かなりそそらない言葉なんですよね。
むしろ、予算オーバーの時に
「それでも買う理由」として
自分を納得させようとする時の言葉です。
また、「試してみませんか?」
「こんなのはお嫌いですか?」と
わたしに決定権をくれる話法も
気持ちよく買い物をさせてくれる点で
非常に重要でした。
そしてその提案する時の様子が
まったくガツガツしていなくて、
かつ、卑屈でもなくて、まるで
一緒に選ぶ楽しさを味わっているかのような
楽しい雰囲気だったのもすごく大きいです。
いやはや、勉強になりました!
自分より10歳も20歳も若い人から
学ぶことがたくさんあるなぁと最近よく感じます。