わたしのこと

目は水準器

認定ロルファー™の利香です。


11月7日は立冬でした。

東京はそれにふさわしく晴れて乾燥し、
ぴりっと寒い1日になりました。

そんな中、御徒町駅と秋葉原駅の間の
高架下にある、2k540という施設の
イベントブースへ、眼鏡の調整に行ってきました。

2k540, Tokyo, Japan 11/07/2016

 

クラフトやハンドメイドのお店等が主です。
各ブースは小さなプレハブごしらえで
アルファベットが住所表記になっています。

 

2k540, Tokyo, Japan 11/07/2016

 

こちらのイベントブースに
グラステーラーの吉田さん
(実店舗は東大阪市。
 最寄駅は近鉄布施駅)がお越しになっていました。

 

私の眼鏡は関西に住んでいた頃に
吉田さんに作っていただいたもの。

今回はその眼鏡の調整にうかがいました。

最近、眼鏡がずり落ちてくるようになり
たいへん不便だったので、
町の眼鏡屋さんに持ち込んで
調整してもらったんですけど…

これがまったくフィットしない…orz

ややこしい調整になるかもと
覚悟して伺いましたが、
吉田さんは最初に眼鏡をかけた状態をチェックして、

 

「見えないでしょうけど
 ちょっとあちこちのお店を見て
 時間潰していらしてください」と仰って

 

一発で完璧に調整してくれましたヽ((◎д◎ ))ゝ

 

所要時間は、鼻当ての交換やフレーム磨きも含めておよそ30分弱。

 

さすがの職人技でした。

 

吉田さんはカウンセリング(素材の提案なども含む)、
視力測定、デザイン、眼鏡製作を
すべてひとりでやっていらっしゃるので、
納品までに3ヶ月〜半年かかります。

それでも吉田さんに作っていただいたのには理由があります。

私は超がつくほどの近視ですが
コンタクトレンズが体質的にできないため
眼鏡しか選択肢がありません。

それなのに、左右の耳の位置がかなり違う。

左右の耳の高さが違うと普通のフレームだと
かけたときに眼鏡が斜めに歪んでしまいます。

眼鏡のレンズには、黒目がくる位置に
「最もピントがちゃんと合うゾーン」があります。

フレームが斜めになっていると
そのゾーンもズレてしまって、
矯正視力がでなかったり、
目周辺の筋肉を過剰に働かせたりすることになります。

 

身体の仕組みの話をすると、目は水準器です。

頭は、左右の黒目の高さを
常に水平に保とうとします。

 

つまり、眼鏡の左右のレンズで
ピントがあう場所がずれていると、

身体のほうがそれに適応しようして
結果、体に大きな負担がかかります。

たかが眼鏡とは言えないのが
おわかりいただけるかと思います。

わたしのようなひどい近視の者にとって、
眼鏡は必須の矯正器具。

できあいのフレームにレンズをはめるだけの眼鏡は
健康を損なう…という事情から
オーダーするよりなかろうと思い、
吉田さんのお世話になっている次第です。

 

 

グラステーラー:吉田さんのブログはこちら。
「オーダーメイド眼鏡専門店 グラステーラー」

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