ロルフィングの10シリーズセッションでは、各セッションごとにテーマがあります。
セッション1〜3は浅層のセッションで、セッション1=呼吸の改善、セッション2=足からのサポート、セッション3=体の側面の広がり。セッション4〜7は深層のセッションで、セッション4=脚を骨盤から自由に、セッション5=腰椎の長さ…といったぐあいです。体の深いところに働きかけられると、古い記憶や感情がでてくることもあり、それもまたセッションの経験を深めてくれます。
セッション4から深層へのワークが始まったモニターのS様ですが、今日はセッション5と6のご感想を紹介いたします!
セッション5(テーマ;「腰椎の長さを出す」)のご感想
セッションが終わった際、手足の付け根がふんわりと空間ができたように感じました。
また、全身が温かくなったような気がし、寒い日だったものの帰りは汗ばんでくるような感じになりました。
身体的な違和感や変化は個別の部位に対しては今回さほど感じることはありませんでした。
一方、関連性はわかりませんが、身体の変化に対し今まで不安感が強かったのですが、
楽しめるようになってきました。
5年ほど前まではストレッチやヨガを習慣的に行っていたのですが、現在はほとんどやっていないため
動かすとあちこちが固く痛みが強いので再開するのが億劫になっていた状況でした。
セッションの回を重ねるごとに身体が少しずつ身体を動かしていた時のようにスムーズに動ける箇所が
増えてきたので、時間があれば身体を動かしたいと思うようになってきています。
セッション5のまとめ(クライアントさんにセッションをふりかえっていただきます)の時に、「脚がここから(といっておへその両脇を指す)生えてる感じです」「腕はさっきは肩のでっぱてるところ(肩峰あたり)から始まってる感じだったけど、今はこのあたり(鎖骨の下の胸骨によった箇所)から腕だって感じです」
と、嬉しいコメントをいただけました。
四肢からの感覚が身体の中心部によったところからでてくると、動きの感度があがるようです。身体を動かしたい気持がわいてきた、というのも素晴らしい!
セッション6(テーマ:「自由に動ける背骨と仙骨」)のご感想
セッション後、今までよりも体がすっきりしており、いつも張りを覚える腰のあたりが非常に軽くなっていました。
翌日にはまた少し張りが戻っていたのですが、全体が重い、というよりはその部位がパーツに分割され
一部が張っていてそれが伝搬している、という感覚になりました。また、体の重心やバランス、体の芯がどこにあるのかなどを日常的に感じられるようになった感じがします。
まだどのポジションが最適なのかはよく分からず探っている感じではあります。
写真では劇的に変わったぜ!という印象はありませんが、内側の感覚はどんどん変化してきているご様子です。セッション6後のまとめでは「背が伸びた気がする」「平らだった背中が立体化した感じ」「腰が安定した」とのフィードバックをいただきました。
腰の安定感は、上半身の安定をつくりだします。腰の字にも表れているように、からだの「要」ですから。
次回のセッション7でコアセッションは終わります。
どうなってゆくのでしょうね〜