認定ロルファー™の利香です。
写真や鏡に映った姿をみて
「こんなに首を傾けていたっけ?」
「まっすぐのつもりなのに…」と
とまどうことはありませんか。
自分で感じている
「体はこれがまっすぐ」
「この高さで左右均等」などの感覚は
けっこうあてになりません。
セッション中に「これがまっすぐです」
「ここが真ん中です」とお伝えすると
10シリーズを始めたばかりの
クライアントさんたちは
そのギャップに「えっ!?」と
ひどく驚かれたり、戸惑ったりされます。
頭の中に出来上がっている
ボディ・イメージと
実際の体が異なるからなんですね。
体の傾きや部位の曲がり具合等は
感覚受容器という器官が感じ取っています。
ここでは難しい話をするのが目的ではないので、
神経の働きで感じ取っているのだなと
考えていただければ結構です。
たとえば、目を閉じて腕を左右とも
同じ高さまで上げながら大きく広げてみたとき
左右で高さや広げ具合に微妙な差が生じますね。
これには、構造的な原因(片方の肩が凝っていてガチガチ等)と
神経からくる原因(ボディ・イメージのずれ)とがあります。
ロルフィングのセッションでは
構造的な原因に手技で働きかけながら、
ボディ・イメージのずれの修正にも
アプローチしてゆきます。
これまでなんとも思っていなかったのに
左肩が下がっているのが気になるようになったとか、
どこで立ったらいいのかわからなくなったとか
ちょっと困惑することも起こりますが、
まずは気づくことが第一歩。
ボディ・イメージと体のずれの修正方法をお教えします。